最近出会った本から、一文。
愛は呼吸のようなものです。
呼吸の呼気と吸気のように、自分が出せば入ってくるのです。
どんなに誰かがあなたを愛してくれていても、
心の中が誰かに満たして「ほしい、ほしい」でいっぱいになっていれば、
愛が傍にあっても、その愛を感じることは出来ないでしょう。
「ほしい」という思いで愛を拒否しているのは自分自身なのなだから。
傍にいてくれていることが、とてつもない大きな愛だと気づいた今頃。
自分の愛の小ささに愕然とする。
本当の愛のかたち。
やっぱり、あたしの「愛」への道は険しい。
お腹の中にいる頃から、あたしはあたしであることを否定されていた。
あたしは女なのに、男の子じゃなきゃいけなかったの???
息子として生まれなかったからいけなかったの?
かおりじゃなくて、忍(しのぶ)として生まれなきゃいけなかったの?
あたしが女の子で、ガッカリした?
女の子のあたしなんて、生まれてこなければよかった?
男の子に性転換すればよかったの?
生まれたのがあたしで、お父さん、お母さん、ガッカリした?
ごめんね、男の子じゃなく女の子で生まれてしまって。
そこにいるだけで愛される命。
本当はきっとあたしもそうだったはず。
過去はどうあれ、きっとあたしはあたしでよかったんだ。
望まれた性ではなかったにしろ、
あたしが自分を認めてあげなくは、誰が認めてくれるんだろう。。。
あたし、女の子でいいんだよ。