世界各国から、日本の冷静な対応に賞讃が集まっているようです。
普通なら略奪や暴動が起こっているはずだと。
でも、みんなで助け合い、順番を守って並んで待つ。
終戦の時の昭和天皇の言葉。
耐えがたきを耐え、偲び難きをを偲び・・・
いろんな批判はあろうとも、日本人の真の姿を表す言葉なのかもしれないと思った。
人と違う事を恐れる性質が時として弊害になることもあるけど、
人と同じであることを受け入れられる性質が、今回の治安維持の役に立っている気がしてならない。
今、現場にいない私たちができることはかなり限られてしまうけど、
募金や節電などできることを少しでもして、
後は、日常生活を送れるのが何故自分たちなのかを考え、
だからこそできること、今後の為になることを考えなければいけないのかも知れないと思いました。
なぜ東京23区ではなく、東北だったのか。中越だったのか。能登だったのか。阪神だったのか。
なぜ、日本の中枢機能は守られているのか。
守られたからこそ何をするべきなのか。
そこに暮らす私たちは何をするべきなのか。
同じ時代に生きた同志として何をしなければならないのか。
サンドの伊達さんが中継の電話で言っていました。
被害状況や救出劇を放送するより、避難所に避難している住民の顔をもっと放送してくれと。
電話もメールも繋がりにくい現地で、親族の安否確認もままならない中で、
テレビで顔が映ることが何よりの安否確認になると。
被災したからこその生の声だと思いました。
報道機関の方々、ぜひそうして欲しいと思います。
涙の救出感動劇も確かに希望の光として、元気づける要素だと思いますが、
親族始め友人知人の安否の確認が一人でも多くの方ができるように、
報道のプロとして考えて頂ければと思います。
一般人の私ですが、できる事を探していきたいと思います。