母が食事も摂れなくなり
担当医・スタッフさんからの話が
有ったのはひと月ほど前のこと
そう遠くない時期に
お別れの可能性
そんな話でした
コロナ禍で
逢いたい時に逢えない
心配で眠れない日が続き
眠れても夢見が悪く
仕事以外の予定は入れずに
過ごしていました
そんな中
先週の事です
食事（1割程度）摂れる迄に
回復したと連絡があり
母の頑張りに
泣きそうになった
そして、今日面会に
そしたら
母の左手に点滴は無く
8割程食べられるまで
回復していると
スタッフさんから聞き
頑張ってた母の事
勝手に諦めてたんだ私
ごめんなさい
心の中で母に詫びました
ガラスドア越しのPHSの会話
会話といっても
母は聞こえているのか
わからないけれど
会話の終わりに
「また来るね」と
此方の言葉を掛けたら
それまで黙っていた母が
小さな声で何か言った
『○○○○○』
「 ん？？ 」
母はもぅ一度
懸命に言ってくれた
『 ありがとう 』
って。
この5文字のパワー
「うん、うん、また来るね」
(*´꒳`*)