ぐるぐる渦巻き(片耳日記) | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

先日は聴力のことをお話ししました。コレ「片耳日記」なので、こちらの方が本当はメインテーマです。しかし、私は「片耳」でもあるのですが、「サルコイドーシス」を患うことになり「眼」の方もだいぶアヤシイ状況になっています。こちらは両目なので、より”深刻”なのです。

 

 

眼の中のぐるぐる渦巻き

「サルコイドーシス」によって、両目に「ぶどう膜炎」が発症し、放っておくと失明することもあると脅されて、ここ数ヶ月の間の様々な診療科への受診となったわけです。
 
3月の上旬に現れた眼の異変から、気がつくと5ヶ月余りが経過しています。異変は唐突に起こりました。「朝起きたら」とか「数日かけて徐々に」とかいった悠長なもモノではなく、夕食を食べている途中に、まさにリアルタイムに発生しました。例の「ぐるぐる渦巻き」です。

こんな感じのモノが、突然右目に現れたのです。びっくりしますよね(^^;

 

”ぐるぐる”はどうなるのか?

その後の受診で、この「ぐるぐる」自体が悪さをするわけではないことが分かってきました。コレは原因というより”結果”。ぶどう膜炎で血管から滲み出た血液や剥がれ落ちた膜の組織が、眼球の中に充填されているゼリー状の「硝子体」を混濁させていたのです。

 

「眼」の治療は引き続き行っていますが、それは「ぶどう膜炎」を沈静化させるモノで、この「ぐるぐる」に対してではありません。硝子体の混濁がひどくなって、よく見えなくなったり、医師が眼球の奥の様子を把握できなくなったりすれば、濁った硝子体を除去する手術を行うこともあるようですが、私の場合は自然に混濁が解消されるのを観察するに留められています。

 

5ヶ月前には「3重マル」だった渦巻きが、今では中心部分の「1重マル」のみが残っています。徐々に混濁がきれいになっているということでしょう。

 

新たな”混濁”の原因となるものが発生しないことと、”混濁”が解消されていくこと。これからもしばらくは付き合って行くしかありません。