片耳のカナシミ | 片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

片耳日記 〜 Acoustic neuroma 〜

2017年の11月に聴神経腫瘍が見つかり、2018年の5月に摘出手術を受けました。現在は年1回の経過観察通院中。手術により右耳の聴力を喪失。
そんな”片耳生活”のアレコレをブログにしたためています。
試しにgoogleで、「片耳日記」と検索してみてください(^^)

仕事復帰から4日目。毎日暑いですが、意外に順調です(^^)

半日ぐらいの休暇を入れようかと思っているうちに、今週も明日1日で終わりです。頑張ろう。
 
 
さて、片耳生活就業編のレポートです。
打ち合わせするのが仕事みたいなモノなので、毎日何回も会議的なことがあるわけです。
 
私の場合、右耳が全く聴こえないので、右隅の席をいち早く確保するのが大事です。
うっかり出遅れて左側に座ってしまうと、ちょっと面倒なことになります。
 
身内の人間は分かっているので良いのですが、外部の人との打ち合わせでは説明が必要になるからです(^^;
 
やはりと言うか、分かっていたことですが、
不便なことに直面するわけです。
 
音のする方向が良く分からない。
例えば、鳴っている電話がどれなのか分かりません。とんでもない方から音が聴こえてくる感じです。
 
また、当然ですが、聴こえない右側から話しかけられると気づかないことが多く、ちょっと気まずい事態に陥ります。
 
相手の話に集中していないと内容がうまく聴き取れないことがあるので、今まで以上に疲れることを実感します。
 
見かけは普通の人と変わらないので、相手が不快な思いをしていないか、余計に気疲れしてしまいます。
 
昔、中学生の頃「お前らの頭は帽子の台か?」ってすぐ言う先生がいましたが、今の私の右耳はメガネを掛ける以外に役に立っていません(^^;
 
陽射しの熱さや風の動きは感じるし、蚊に刺されれば痒くなります。おそらく冬になれば風の冷たさも感じるでしょう。
でも「耳としての本来の機能」は一つも果たしていないのです。
 
しみじみ、ちょっと悲しいです。