とうとう手術日 | 食道がんの夫と共に

食道がんの夫と共に

2020年10月に夫の食道がんが発覚しました。そして2022年
10月に天国へ逝ってしまいました。まる2年の闘病でした。

それまではお気軽な日常ブログでしたが、全く違い自分の気持ちを整理して落ち着かせる為のブログになってます。

2021年1月20日朝早くコロナ禍の中2女と2人病院へ行きました。
病室では本人は元気そうに看護師さんと談笑中⤴️

9時前に歩いて手術室へ。
頑張ってや❣️って軽く言いながら握手🤝
本当は胸いっぱいだったけど、私が涙顔してたら不安にさせると思い普段通りに。

手術の説明は食道を取って胃を首まで伸ばしつなげるとの事。
こんな事が出来るなんて‼️すごい医療です。

8〜9時間程の手術と聞いてました。

なので夜6時か7時頃には終わると思って待合室にずっーといてました。

回りの付き添いさんは手術が終わったのかみなさん解散して行きます。

でも夜8時になっても9時になっても連絡ありません。病室は消灯になるし待合室は私達だけ。

だんだん心細く不安になります。

手術室の前まで行ってウロウロ。


やっと終わった連絡が来たのはもう10時半です。

嬉しさいっぱいで手術室内の小部屋に呼ばれ先生の説明でこれが取り出した部位ですと見せて頂きましたが私は直視出来ません。


次の言葉でガァーンとなりました。


ほとんど取り切りましたが心臓に被さった部分は取り切れませんでした。


もう血の気が引いて行くのがわかります。


その後ICUに少しの時間だけ面会させて頂きました。主人はあれだけ長い大手術したと思えなく、話しもきっちり出来ましたし、先生に感謝もしてました。

これからがまたガン治療が始まります。