こんにちは、カリンバ奏者のまさかです。
カリンバの演奏をしたり、本を書いたりしています。
今日は、カリンバについて意外と知られていない豆知識をご紹介します。
カリンバを弾いている方も、これから始めようと思っている方も、きっと新しい発見があるはずです!

1. カリンバの別名は「親指ピアノ」


カリンバは「親指ピアノ」とも呼ばれています。
私は主に両手の親指で演奏していますが、実は演奏スタイルは人それぞれなんです。
他の奏者の方々を見ていると、自分の膝やテーブルの上にカリンバを置いて、人差し指や中指も使って演奏している人もいますよ。
使う指によって音色や演奏のしやすさが変わるので、皆さんも色々試してみると面白いかもしれません。




2. カリンバは「ハンドオルゴール」とも呼ばれる


カリンバは、その美しい音色からしばしば「ハンドオルゴール」と呼ばれることがあります。
実際、カリンバの柔らかく澄んだ音色は、オルゴールの音に驚くほど似ているんです。
私が演奏していると、聴いている人から「まるでオルゴールみたい」とよく言われます。

この癒し効果のあるオルゴールのような音色は、多くの人にリラックス効果をもたらします。
実は、オルゴールの音には高周波成分が含まれており、これがリラックス効果に関係しているという研究結果もあるんですよ。

オルゴールの音楽は一般的に、リラックス音楽やリラクゼーション音楽のカテゴリーに分類されます。
カリンバの音色がオルゴールに似ていることを考えると、同様のリラックス効果が期待できるかもしれません。




3. カリンバは自作できる


驚くかもしれませんが、カリンバは自作可能な楽器なんです。
DIYキットも発売されています。

初めての方は、まず簡単な8音カリンバを作ってみてはどうでしょうか?
8音あれば、簡単な曲を演奏できますし、作る過程も比較的シンプルです。
私も作ったことがありますが、その工作そのものよりもチューニング、音程を合わせる方が難しかったです(笑)



でも、世界に一つだけの自分のカリンバを作る経験は素晴らしいですよ。
自作カリンバは、演奏する喜びだけでなく、作る楽しさも味わえる一石二鳥の趣味になるかもしれません。

4. カリンバには様々な調律方法がある


一般的なカリンバはC調ですが、実はA調やB調なども人気があるんです。
特にA調は明るい音色で、ポップスやフォークソングの演奏に適していると言われています。
B調は少し落ち着いた雰囲気で、バラードなどにぴったりです。
最近では、これらの調律のカリンバも増えてきているので、自分の好みや演奏したい曲に合わせて選べるようになってきましたよ。

5. カリンバは会話を盛り上げるための楽器だった


カリンバの起源は古代アフリカにさかのぼります。
カリンバは元々会話を盛り上げるための楽器だったと言われています。
言葉だけでなく、音楽を交えることで、より豊かなコミュニケーションを楽しんでいたそうです。
例えば、語り部が物語を語る際にカリンバを演奏して雰囲気を作ったりしていたようですね。

もちろん、それだけではなく、狩りの旅の最中に自分を癒すために演奏したり、シャーマンが儀式のために使ったり…
アフリカは広大なので、地域によって様々な目的で演奏されていて面白いですね!



まとめ

いかがでしたか? カリンバには奥深い歴史と魅力がたくさんあります。
これらの豆知識を知ると、カリンバをより深く楽しめると思います。

私自身、カリンバを演奏していると心が落ち着き、ストレスが解消されるのを感じます。
皆さんも、カリンバを弾きながら、その豊かな歴史や文化に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
特に忙しい日々の中で、ほっと一息つきたい時などに、カリンバの音色を楽しんでみてください。
きっと、新しいカリンバの魅力を発見できるはずです。

それでは、良いカリンバライフを!