夜が明けて | ま~るい空、猫と風花と♪

ま~るい空、猫と風花と♪

今は、お空にいる猫マールちゃん、一緒に暮らしている猫くうちゃん(空ちゃん)と、はーちゃんの事をメインに書いています。

昨夜のドタバタ足音で
かなりの寝不足なはずなのに

茶色い猫ちゃんが
家に居ると思うと、
とてもワクワクした
良い朝を迎えました。

「猫ちゃん眠れたかな?」
様子を見に行くと‥

レンジ台の下で
真ん丸い目をして
起きていました。

「もしかして、
一睡もしていないの??」

ジーっと見つめるだけで
返事はありません。

「ごはんをあげよう!」

ペットショップで食べていた
お気に入りの食べ方の
「カリカリに缶詰ごはん」を
近くに置きました。

でも、
なかなか出て来ません。

器を振ったり、近づけても、
全く食べようと言う気配が
ありません。

それどころか、
お水も、前の日から
全く減っていないし
トイレに何もしていません。

「どうしよう!!」

過去に、
生活を共にしてきた
猫ちゃん達は、

家に来てから、
小一時間もすれば
直ぐに慣れました。

ごはんも、お水も
何も問題なく、
食べたり、飲んだりしました。

トイレも、
教えると、場所を覚えて
迷う事無く用を済ませました。

最初は落ち着かなくても、
身近な物で、じゃらすと、
すぐ遊び、遊んでいるうちに
うちとけて来るのが常でした。

それなのに‥‥

「このままでは、いけない!」

何とか、落ち着いて、
安心できる環境にしなくては!
少々焦りながらも、
よく考えて‥‥

そうだ!
今までと同じような
環境を作ってみては?

長い時間を過ごした
ペットショップに似た
環境を作ろう!

善は急げで
午前10時に開店する
近所のお店の前に
オープン前に行き、

プラスチック製の
ケージを購入し、

説明書を見ながら組み立て、
お水、ごはん
トイレを置きました。


「おうちができたよ~」と
声をかけ、中に入れたとたん!

クンクンと臭いを嗅いで、
シャー  ザッザッザ‥    

出ました!!!

ホッと、一安心です。

続いて、カリカリカリ‥
ごはんを食べ、
お水も飲んで、
毛繕いを始めました。

「あぁ、
やっと落ち着いた、良かった」

しばらくすると、
お店に居た時と同じように、
くつろいで眠りました。

ぐっすりと、安心して、
気持ち良さそうに‥

イビキをかいて‥

あ、そうそう、
名前をつけなくちゃ!

お鼻がペッタンコで
顔も、手も、目も
真ん丸な茶色い猫。

暖かくて、ほんのり
メープルシロップをかけた
ホットケーキのような
甘い、良い匂いのする
茶色くて丸い猫。

「マールちゃん」 と、

名前をつけました。




小さかったマールちゃん


ここが、私の家なのねひらめき電球音譜