ある日息子が学校から帰ってきて



今日、あの子が支援学級の教室にいた。



と言い出した。




え?なんで?




しらん。でもいたで。





そっか。なんやろな。わたしには支援が必要な子には見えなかったので

理由がわからなかった。



翌日、いつものように玄関先で待ち伏せされてたので



彼女に聞いてみた。


ねぇ、うちの息子があなたの息子さんが支援学級にいたって言ってたんだけど行ってるの??





いいえ!行ってないです!





そーなの、うちの息子が見かけたって言ってたから確認しただけやから。






支援学級って、頭がちょっとおかしい人が行きますね。




と言い出した彼女。






言い方にイラっとしたわたしは


頭がおかしいじゃなくて…病気…



なんて説明したらいいかわからなくて


外国人にもわかりやすくって考えたら


病気って言葉しか浮かばなかった私。



ちなみに


娘と同学年で赤ちゃんの時から付き合いがある近所の子が自閉症か何かで支援学級に通っていますが


うちにも遊びに来ますし、会話もしてくれるし、子供の頃はすごく私と遊んでいました。



だからイラッとしたのです。







まぁ、支援学級にいた事は事実ですが、そこに席を置いてるわけじゃないことがわかったので


いいんですが



もし通ってるとしたら


それに適した対応をするべきやし、子供たちにも困ってたら1番に助けてあげなさいって教えれる。



でも違ったから話は別。



特に何の意味もなく聞いただけでしたが



この日、我が子が学校からなかなか帰って来ず


やっと帰ってきて、遅かった理由を聞くと


放課後先生に呼び出された。



と。



何の話?



外国人の子に支援学級に行ってるからもぉ遊ばないって言ったの?


って先生に聞かれて


言ってないって言ったら、何でその教室にいたかの説明をされた。






と。





そして娘も同じでした。








私の頭は




は??





意味不明。





学校に事情を聞くため電話してみた。





すると、うちの子たちが彼に支援学級だから遊ばないって言われた。と彼のお家から連絡がありまして…

それで、支援学級の隣の教室で日本語の勉強を特別にしてるだけって説明をしました。




と。











一応学校には当日の朝に彼女と話したことを伝えた。





学校にはそれ以上話す事はないので電話を切り


彼女一家の行動に


ムカつく私と上司。





いつもいつも友達いない奴の相手をして


間違った事はきちんと指導して


みんなと仲良くなれるように手助けしてきたと思ってるわたし。



そんな家族に対して


ありもしない事実を学校に言って


我が子を悪者にした彼女。





いい加減にしろ。





ふざけんな





何様のつもり?






その夜


彼女の家に行き


彼女の旦那と上司で話をした。



彼女の旦那は彼女と違ってまともな人。

日本人を大切にして、日本で住むために日本の常識、ルール、モラル等を受け入れて生活して、子供のためにも一生懸命。




ただ一つ欠点がある。それは、彼女の言いなりになってるところ。


旦那さんが彼女の行動、考えを間違っていると指摘すると


わたしは頑張ってる。嫌なら国に帰る。


と脅し文句を言ってるらしい。



結婚して子供も2人。2人とも母国語よりも日本語を多く使っているので、母国に帰ってもしばらくは言葉に困るかもしれない。



旦那さんにどのような想いがあるかわかりませんが


未だに一緒にいるという事は


離婚したり国へ帰ることは考えていない模様。




旦那さんは謝り、どうにか仲直りして他所の人たちと同じように付き合いをしてほしいというような感じ。




上司も伝えたいことをズバズバ伝え


とりあえず事は終わった。





そんな出来事があったから


次回の登校からは


一緒に行く事はないだろう。


と踏んでいた私たちは


まだまだ考えが甘かった。笑




彼女は出てきてなかったけど


彼女の息子は今まで通り


うちの子とつるむ。







あーぁ。離れて欲しかったのに。。。





そして数日後


事態は最終章へ……