気象美容の発症には、気圧を感知する機能をもった
内耳(鼓膜の奥にある器官)が関わっている、という説が有力。
内耳はめまいや乗り物酔いと言った症状にも関わることから、
気象病専門外来では抗めまい薬や酔い止め薬、漢方薬の処方とともに、
内耳の循環を良くするマッサージやストレッチ、
自律神経を整える生活習慣のアドバイスを行い、
継続的な実践によって、
約8割りの人が快方へ向かっているといいます。
不調の原因・正体がわからない、対処の仕方がわからない、
という不安な気持ちは自律神経に影響を及ぼし、
症状の悪化につながりますから、
気象病の存在を知り、不調が起こるメカニズムを知ることも、
予防と改善の大きな一歩になります。
また、耳と鼻は物理的につながっていることから、
アロマの香りによるアプローチにも期待が寄せられています。
「天気には太刀打ちできない」
と諦めず、まずはできることから少しずつ、
その積み重ねが、気象変化に負けない身体を作ります。
〜心身のバランスとリズムを整えるアロマ〜
■日中・・・
長時間のデスクワークやマルチタスクの多い現代のライフスタイルは、
心身が過緊張に偏りがち。
ストレッチや複式呼吸とともに、
リフレッシュとリラックスを併せ持つ香りを味方に。
グレープフルーツ : 2
ベルガモット : 2
ユズ : 2
ホーリーフ : 1
■就寝前・・・
日中に緊張状態が続くと、身体が就寝モードにうまく切り替わらず、
スムーズな眠りを妨げることもあります。
心身をリラックスさせる香りで、
就寝モードへと穏やかに導きます。
ラベンター :3
ネロリ :2
ローマンカモミール : 1
サンダルウッド :1
有難うございました。
shoko-san