米ぬかボカシとは 

 米ぬかをベースに他の有機肥料(油カス 魚カス 骨粉 腐葉土 など)を混ぜて発酵させた物です

 事の始まりはネットで色々な肥料を検索している時に「EM発酵米ぬかボカシ」てなのを見つけました
連作障害を受けない健康な野菜が育ちます との売り言葉に惹かれ購入してみました

何故かというと昨年スナックエンドウを植えるにあたり ネットを張るために支柱を立てたのです
しかし何が原因か数本しか成長せず しかも殆どが葉色が悪いし伸びが今一 (-_-;)
今年こそと思ったがスナックエンドウは連作が出来ないので植える場所を変えなきゃならない
でも せっかく支柱を立てたのに・・・ なので何とかならんもんかなぁと思っていたのです

しかし そのボカシは「ナス科」の連作の事で豆類については書いていない ^^;
ありゃ!? 早まってしまった のかな・・・
まっ いっかぁ と開き直り(笑) スナックエンドウを植える部分の土の入れ替えとボカシを混ぜ耕した
その結果 土を入れ替えたからかもしれないが 葉色も生育もよく順調なんですよ^^ 
昨年は いい方で写真左端の感じで その後伸び悪く枯れるのもあった

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 で! 米ぬかボカシについて調べると意外と簡単に作れる事が分かりました
面白そうだから作ってみるか!
 と再度調べると色々あるんですよね~
発酵促進にヨーグルトや納豆など出来上がる肥料の質によっても入れる有機質資材が違う

そこで選んだのが よく参考にしている「やまむファーム」というホームページ
最初から色々考えず基本となる有機質資材と配合を試す事にしました

作り方などは「やまむファーム」さんのホームページを参考にして下さい
       ↑ リンクしてあります

発酵の為に使ったのは 土着菌  近くの山に入り探してきました
ホームページの写真の様な塊は見つからなかったが鳥の糞が散らばったような白い物質をかき集めた
「やまむファーム」さんと一つだけ違うのは使う水
他の所で見て真似たのだが 土着菌の着いた土に水を入れよく混ぜて上水を使う事
これにより更に土着菌が入るとの事で土着菌の塊じゃなかったのでやってみました

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米ぬか 6kg:油かす 2kg:牡蠣殻石灰 2kg + 土着菌の着いた採取した腐葉土 1kg

1月14日着手 
空気が入らないよう密閉で行う嫌気性発酵 冬場で 2~3ヶ月で完成するらしい
工場内の邪魔にならない所にペール缶に突っ込んで放置

2月末頃だったか ほのかにいい香りがする 購入したボカシと似たような匂いに発酵しているんだなと安心感

3月中旬になると近くを通るだけで香るようになる 
何となく水分が下に行っちゃってないかなと思いペール缶から出し上下逆さにし突っ込む

4月6日 ほぼ 3ヶ月 開封 (上画像)
少し青カビがあるが許容の範囲であろう 何より臭くないのだから完成しているはずだ
米袋に空気を抜くために押し付け足で踏んであるせいか結構硬い塊となっている
一部を使いたいのでマイナスドライバーで砕きバケツに移す
砕くとサラサラで購入した物と変わらない 間違えなく完成だね^^

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市販品を買うと高価だが作れば安価な米ぬかボカシ
少量で効果があり有機質だから安心安全
本当にいい事ばかりなのか?

何かと上手くいかない作物もあるので様子をみながら使ってみよう

仕事が忙しくブログにアップしていないが 既にファームは始動している
今年はお天道様がどんな試練を与えるのであろうか?
商売じゃないが上手くいかなきゃ腹が立つ そんな事ならないようムキになる
ムキになると何かと忙しくなり釣りが犠牲に 挙句仕事までも・・・
そんなの毎年繰り返しているが 辞める気にはならない あ~ぁ (^^;