行ってきました青山スパイラルホール。




ーあ、さくら学院撮り忘れたm(_ _ )m
2年前の「dot.」は四角のステージだけだったのが今回は花道(?)もあり。
形としてはPerfumeの2010年東京ドームの花道がT字になったものを想像して下さい。
但し左右の突端は切りっぱなしでドアが立っている飛行機の垂直尾翼のような形。
相変わらず全てが白で統一されています。
elevenplayメンバーの衣裳は内容に合わせてナース服が基本で、当然白。
で、肝心のパフォーマンスなんだけど・・・観ていない人に文章で伝えるのは不可能デス(;^_^A
ただ前回の「dot.」よりはストーリー性もあり解りやすかった気がしますけどね。
以下、あくまで主観的な解釈。
● ダンサーの設定は看護婦を模した意志を持った白血球。
● 生きる事の意味
● 様々な他者と共存する為に信頼関係を構築する必要性
● 自己、外圧との対峙
ー大雑把に言ってこんなところかな?
雰囲気的には映画『ミクロの決死圏』をご存知ならあの人体内の治療シーンを
ダンスインスタレーションで表現したものを想像してもらえればと(いや、だいぶ違うだろ 笑)
いずれにしろ、そんな世界観をダンスで表現する発想がまず常人では思いつかないわけで。
そこに音楽とRhizomatiks謹製の映像演出が加わり、凄いステージだったとしか言えません。
特に後半のリアルタイム映像に合わせたダンス、そしてオープニングシークエンスを逆再生した
映像から生身で再現していく繋ぎは唸りました。
更に史上初の試みである三機のドローン(小型無人飛行体)とのコラボダンスも凄かった。
終演後あれはプログラミングで動いていたんだろうという話になりましたが
真鍋さんの種明かしを待ちたいと思います。
いずれにしろ人間の動きに追随するセンサーが入ってるのは間違いないでしょうけど。
非常に感覚的な話になるけど、本来のMIKIKO先生自身の作品はどこか血の匂いを感じます。
やはりメインは生身のダンサーの身体表現なのが際立っているからでしょう。
また、どれだけ最先端技術を使っても60年代的なレトロフューチャーの雰囲気になるのが面白い。
こちらはPerfumeでも常々感じるし、よく言われる事ですな。
恐らくまたDVD化は望み薄でしょうねぇ…
特に今回はリアルタイム映像によるその場限りの同時性が肝になってる部分もあるだけに
「dot.」以上に難しいんじゃないかな。
どうも先生には『ライブは文字通りナマモノ』という考えが強いように思いますしね。
ならば逆にパッケージでしか出来ない作品を作ってみるという発想に期待したいものです( ̄▽ ̄:)
終演後界隈の方々とたむろってたらあ~ちゃんが来ていたとの情報もΣ(゚д゚;)
そして目の前でMIKIKO先生とのちママが談笑というレアな場面にも遭遇( ̄▽ ̄)
(さすがにがっつきはしませんでしたが)
まぁとにかく色んな意味で凄いものを見た1日でしたw