遅ればせながらタワレコ新宿で試聴して気に入ったので買いました。
$Stairway to SEVENTH HEAVEN-購入CD



 とりあえず今回はCAPS LOCKについて。

Twitterでも呟いたけどこりゃ面白いですわ。やってくれましたねぇヤスタカ先生( ´艸`)
コレ、普段Perfume以外はJ-POPとかしか聴いた事ないパフュファンが何も知らずに
ヤスタカの名前だけで買ったらそれこそ目が点でしょうww



まぁひと言で言うとプログレ耐性が無い人は受け付けない要素満載です。
「LEVEL3」よりはるかにコンセプチュアルで、通しの収録時間からも
それこそ1枚で1曲の組曲として考えるべきじゃないかと。

時計の音の多用のせいか元プログレオタクのDNAが騒いでどうしてもPINKFLOYDの
「The Dark Side Of The Moon」を思い出してしまうのもありますがね(;^_^A 
("ESC"なんか特にね)
あとスペーシーな雰囲気が知る人ぞ知る名盤ツトム・ヤマシタの「GO!」をなぜか思い出しました。



そして元々彼が持ってるミニマルミュージックへの傾倒がここに来てますます強くなった感じです。
"DELETE"の前半なんてマイケル・ナイマンを彷佛とさせるものがあるし。
(で、後半がまたEL&Pというw)
"RETURN"に関してはモロに坂本龍一リスペクトですけど(笑)


実は界隈の感想から、坂本教授やレイ・ハラカミ的なアンビエントエレクトロを予想してたんですよ。
でもそこまでは行かずギリギリ叙情性を保った曲が多いですね。
僕は特に実験作とまでは思わないけどな・・・
"CONTROL"や"SHIFT"あたりはあんなにキャッチーにしなくても良かったのにと思うくらい。


とにかく今回全体に好きです。
中でも個人的なお気に入りは”HOME”,"DELETE","12345678","SPACE"

いずれにしろ音楽と向き合ってアルバムを通してきちんと聴く習慣が無い人には苦痛な作品でしょうσ(^_^;)