Soupnoteワンマン大成功で一段落ついたので、Perfumeについて少し前から書こうと思ってた事を。







 ミュージシャン、アーティスト、アイドル…何でもいいけど、彼らの活動の柱となってるのは
ひとつにはライブ。もう一つがCDリリースなのは異論無いかと思う。
当然Perfumeも同様。いくらライブがホームと言ってもそれだけじゃやっていけないわけで。
今回はあくまでスタジオ録音のCDに焦点を絞っての記事です。



ま、タイトルが結論なんですけど(笑)



"未来のミュージアム"がカワイイ系の曲だというので物議を醸してるようですが
子供向けアニメのタイアップなんだからそれなりに覚え易くするのは当たり前の話でね。
タイアップシングルなんだからそれでいいんです。
むしろあんな曲も書けるヤスタカの引き出しに驚いたくらいw

問題はCMも含めてそういった個々のタイアップに応じた結果、アルバムリリースとなった時
バラバラな方向性の曲をまとめなきゃいけなくなるという点です。

「JPN」は確かに良曲が入ってます。「⊿」より音も進歩してる。
ただ、アルバムとしてのまとまりという点ではまた「GAME」を越えられなかったというのが率直な感想。

特に「JPN」はご存知の様に収録曲の半分以上が既発シングル曲。
いくらリマスターやリミックスしても新鮮味は半減するというもの。
寄せ集めアルバムを出すのはビジネス的に仕方ないとして、それとは別に
完全な新曲のみでコンセプトアルバムを作って欲しいというのが本音です。



なにもバキバキの曲だけで構成しろと言ってるわけじゃないので誤解なきように。
まあ「コンセプトアルバム」というと大袈裟なんだけど、要するに
アルバムはひとつのカラーでまとまったものを聴きたいというLP世代のワガママですw

…よく考えたら、これはランダム再生が当たり前の世代には理解されないか(苦笑)

でもねえ、今のままではひげくまさんが先日ブログで書いていた
『先鋭化はアルバムでやればいい』というのも無理なんじゃないかな?と。