1962年にフィリップスがカセットテープ(正式名称はコンパクトカセット)と
レコーダーを発売して今年で50年の節目だったんですね。

というわけで今回は、70~80年代に青春時代を過ごしたオッサン世代向けのネタです(笑)
生まれた時からPCがあった世代にはピンと来ないだろうなあ(;^_^A
まぁ所々で説明は入れますのでw






 さて、オーディオを少し齧った人間ならカセットの音に飽き足らず
オープンリールに手を出したと思いますが(僕もその口でした)
あれはデッキもさることながらテープが高かったですからねえw
よほどの時でなければエアチェック(※)はカセットテープでしてたんじゃないかと。


【※エアチェックとは?】
説明しよう!
当時はPCはもちろん、当然ネットなど無い時代。
雑誌のレビューも情報が遅く取り上げられる数も少ない為ラジオがほぼ唯一の音楽の情報源。
音楽に飢えてたリスナーのことを制作側も分かっていて、曲はフルでかけるのが当たり前。
(しかもイントロに喋りが被ると苦情の電話が入るのだ!w)
それをこちらはラジカセ等で録音してたわけ。それがエアチェックなのだ。

また、スタジオライブ番組も多く1回限りのセッションがバンバン流れていたのもあり
お目当てのアーティストのライブとなればテープも高級なのを用意してスタンバっていたのである!(* ̄Oノ ̄*)






僕もご他聞に漏れず録りまくっていました。
以前も書いたようにその頃のテープが100本以上あり今だに捨てられず途方に暮れている今日この頃ww
一流ミュージシャンの一期一会のライブ音源ですからねえ…あだや疎かには出来ないです。




で、その一部がこれ。
(レコードからカーステ用(※)やカセットウォークマン(※)用に録ったものも混ざってます)

$Stairway to SEVENTH HEAVEN-カセット



背ラベルも凝ったもんですw ちなみに全部ボールペンで書いてました。

$Stairway to SEVENTH HEAVEN-カセット2



【カーステ用(※)カセットウォークマン(※)用】
説明しよう!
20代くらいまでの諸君には想像出来ないかもしれないけど
その昔カーステレオもウォークマンもカセットを「ガシャン!」と入れるものだったのだ!w






そういえばカセットテープとmp3ではどっちがマシな音なんでしょうね?
カセットは一応非圧縮なわけだけど(笑)









ーで、いずれカセットテープなんて絶滅するんだろうなと思ってたんですよ。
ところがどっこい、今年の7月にSONYから新商品が発売されていたとかΣ(・ω・ノ)ノ!

ソニー、カセットテープ「HFシリーズ」新製品を発売






しかも先日TLの一部でも話題になったこんなニュースも・・・

カセットテープが将来的に大容量ストレージの主流に返り咲く可能性





いやー、世の中分からんものですなσ(^_^;)