久し振りにこの2冊を買ってみた。

まずヤスタカ×坂本教授の対談で界隈でも話題になってるサンレコ。
詳しい内容についてはお読み頂くとして、個人的に興味を惹かれた事が二つあります。
まずは両者とも曲作りに際して歌詞の意味については関心が無いという点。
確かに教授についてはあまり歌詞の印象がないですな。
ただ『音の響きのためだけに作詞をしているという感じ』とヤスタカ発言がありますが
Perfumeの曲に関して言えば、本当にそれだけか?と思ってしまいますw
あまりストーリーやメッセージ性を考えていないのは間違いないでしょうけどね。
歌詞に関しては、MARQUEEのインタビューに於けるMEGの発言が面白い。
『中田くんの歌詞はすぅーって言葉が浮かんで来るなって。』
『話し言葉に近いメロディを作ってくれるので、無理をしなくても、
わりと暮らしてるのと同じテンションで言葉が乗せられるんです。』
逆に言えば、だからこそ彼の作る曲は聴く人によって様々な情景をイメージ出来るのかもしれないし
曲に普遍性を与える要素になってるんじゃないかと。
それと『話し言葉に近いメロディ』というのは上手い表現です。
言い換えれば日本語の響きやリズムに則したメロディと言えるわけで
彼が常々言ってる『海外を意識しては作っていない』という発言にも合致しますね。
サンレコでもうひとつ「おっ」と思ったのが、教授の『人の曲はどんなのを聴くんですか?』
という質問に対してのヤスタカの答え。
『今は民族音楽ばっかり聴いてます。』
これにはGLITTERやcapsuleのAll The Wayのガムラン的リズム
I WILLのイスラム音楽の引用等を思い出して「やっぱりそうか!」とニヤリとしました(^~^)
さてMARQUEEですが・・・これがビックリ。
巻頭こそ前述のMEGのインタビューですが
後半はいつの間にアイドル雑誌になった?と驚くほどのアイドル特集Σ(゚д゚;)
まあさすがに48シリーズとかの下世話なものじゃなく、もっとマニアックなのばかりですけどね。
アメブロ界隈的には結構チェックの必要あるかもしれませんよw
今回は珍しい女子流のインタビューも載ってたので買った様なもんですがね(笑)

ふと思ったのがそういえばPerfumeはMARQUEEには出た事ないな、と。
もう少し前にこの雑誌に取り上げられれば面白かったですねえ。
で、話が前後するけどMEGのインタビューが興味深い。
色々なクリエイターとコラボした新作「WEAR I AM」のプロモインタビューなわけですが
ぜひ一読をお勧めします。(ちなみにグラビアもなかなかですぞw)
個人的にいずれPerfumeもMEGみたいな感じになれば面白いなと思ってる所に
今回のインタビューは非常にタイムリーでした。
その辺に関しては改めて書きたいと思います( ̄▽+ ̄*)