2月28日(火) セットリスト

01.生きる
02.新しい文明開化
03.今夜はから騒ぎ
04.OSCA
05.FOUL
06.シーズンサヨナラ
07.海底に巣くう男
08.怪ホラーダスト
09.ほんとのところ
10.sa_i_ta
11.能動的三分間
12.修羅場
13.絶体絶命
14.アイスクリームのうた
15.おいしい季節
16.女の子は誰でも
17.御祭騒ぎ
18.天国へようこそ
19.タイムカプセル
20.電波通信
21.閃光少女
22.勝ち戦
23.キラーチューン
24.空が鳴っている

【encore1】
01.某都民
02.群青日和
03.青春の瞬き

【encore2】
01.透明人間




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



2月29日(水) セットリスト

01.生きる
02.新しい文明開化
03.今夜はから騒ぎ
04.OSCA
05.FOUL
06.シーズンサヨナラ
07.海底に巣くう男
08.怪ホラーダスト
09.ほんとのところ
10.sa_i_ta
11.能動的三分間
12.修羅場
13.絶体絶命
14.アイスクリームのうた
15.おいしい季節
16.女の子は誰でも
17.御祭騒ぎ
18.天国へようこそ
19.タイムカプセル
20.電波通信
21.閃光少女
22.勝ち戦
23.キラーチューン
24.空が鳴っている

【encore1】
01.丸の内サディスティック
02.群青日和
03.青春の瞬き

【encore2】
01.透明人間















まず28日。

$Stairway to SEVENTH HEAVEN-武道館


最初で最後の事変ライブ参戦は2階東T列
ステージ上手(刄田綴色サイド)のほぼ真横上方からという
遠いだけでなくスピーカーが邪魔でスクリーンもよく見えない
およそライブ観戦には最悪の場所。




それでも満足出来る完璧なステージでした。






 ピアノトリオのジャズがうっすらと流れる中、開演を告げるアナウンス後
8ビットのゲーム音的SE(これは途中でもマリオ風味の映像と共に出て来ます)
になり会場が暗転。
一拍置いてステージ下からリフトで登場する林檎のアカペラで始まる1曲目
「生きる」のワンフレーズで場内の空気を掌握してしまう。

2本の青いレーザーに導かれて階段を降りて来る林檎に毛穴全開でしたな(°∀°)b
そこから一転、会場中に紙吹雪が舞う中で一気呵成の「新しい文明開化」「今夜はから騒ぎ」!

今回僕の位置からはメインステージの後ろに人がいるのが見えてたんですが
曲によって共演する斎藤ネコ率いるオケが控えていました。
最初は5人だけのステージがよかったかなと思いましたが
1、2曲目のオーケストラ付バージョンを聴いて、ライブならではのアレンジもあり
すぐ考えを改める事に・・・w
「今夜はから騒ぎ」はバンドだけというのもさすがでしたね。


「color bars」の収録曲はやると思ってましたが、あそこまでフィーチャーするとは(笑)
特に伊澤一葉のノリは凄かったΣ(゚д゚;) 殆どビジュアル系のライブですなw

個人的には「sa_i_ta」から「能動的三分間」「修羅場」の繋ぎ方に鳥肌。
ここは中盤のクライマックスでしたねえ。DVDで何回でも観て欲しいです(≧▽≦)

謎だったのが14曲目の「アイスクリームのうた」
全然知らなかったけど有名な童謡だそうですね。
これをなぜか男性陣4人がスタンドマイクで整列して
スイングのアレンジでミュージカル風に歌い踊るという爆笑パート有り(^~^)

それ以外は女性ダンサー4人が林檎と共にキャバレー風に踊るというのが目立ちました。
まあ、衣裳がすんばらしい事ww(これは観てもらわないと分からない)
で、ご存知の様に椎名林檎は栗山千明にタメを張れるプロポーション。
それがあんな衣裳で「おいしい季節」という反則技も(・∀・)

とはいえ締めるとこは締めるのが事変。

「天国へようこそ」から本編ラストの「空が鳴っている」までのパートはまさに至福の時間でした。

アンコールでようやくトークらしいトークがあったのみ。
とにかく楽曲と映像演出を含めた演奏で勝負という、ある意味正攻法なライブ。
Perfumeとは真逆という感じですが映像効果とレーザーが予想以上に使われていたのは
やはり今のバンドだなあと。





で、28日は予想通り全体の演出以外の細部が分からなかった為
29日は「ライブシネマ」で確認すべく池袋HUMAXシネマズへ。
つまり事変最期の2日間を見届けた訳です。

$Stairway to SEVENTH HEAVEN-池袋HUMAX


本編セトリは上記の通り同じ。
でも最期だけあってパフォーマンスはやはり違いましたね。
林檎の見事な衣裳や演技力もやっと堪能出来ましたw

それと「キラーチューン」だったかな?林檎と亀田師匠がそれぞれ
スタンド席ギリギリまでいって客とハイタッチするサービスがあったとは!Σ(゚д゚;)



とにかく最初から最後までみんな亀田師匠の人生訓通りに笑顔。
最後の最後「透明人間」でさすがの林檎も少しウルッと来てたみたいですが
すぐに笑顔でごまかしていたのが印象的でした。



通して思ったのが、東京事変というバンドは違うジャンルの大人が集まって
宴会してたら時間が来ちゃったのに気づいて『そろそろお開きにしましょうか』と
最後のひと盛り上がりが今回のラストツアーだったんじゃないかなと。





メンバーがステージから引き上げた後、「ハンサム過ぎて」が流れて
スクリーンには「merci-毎度あり」「これでおしまい。さらばだ。」の字幕に続きエンドロール。

最後に事変メンバーのクレジットが出た所で
テープが噛んで飛ぶリピート後、画面は砂嵐になりスイッチオフ。

もう溜め息しか出ない見事過ぎる幕引きですわ。




で、こちらが陶酔してる間に、最高値で駆け抜けた
現代日本最高のバンドは砂嵐の向こうへ去って行きました。