ドーム密着ドキュメントを見返して、まず浮かんだ言葉。
メンバー同士はもちろん、特に印象的だったのがMIKIKO先生との距離の取り方です。

各自がそれぞれに全幅の信頼を置いているのは観れば(ファンなら観なくてもw)分かりますね。
もちろんそれは大前提なんだけど、他の方も指摘されてる様に、ライブ後の楽屋で発表会の評価を
訊きに駆け寄る様な姿に象徴される『師弟』という関係と、リハに於ける演出家と演者という
立場でのやり取りのコントラストが非常に興味深かったです。



個人的に、楽屋に駆けつけるエレベーターの中でポツリと言ったMIKIKOさんの『笑ってるかな』と
いう言葉が一番残りました。
あれは最初、もっさんに訊いたというよりは本心からつい出た言葉に聴こえたんですよね。

あの時彼女は演出家として言ったのか、先生の立場で生徒達を案じて言ったのか・・・
後者の様な気もするし、むしろどちらでも無く保護者的な心境で出た言葉なのかな?ともw

そして楽屋に入ってからのほんの1、2分くらいのシーンが番組の白眉だった気がします。
凡百のドキュメントならあそこで抱き合って泣いて、となりそうなのが彼女達はそれをしなかった。
既にそういうステージは終わって、より深い所で繋がってる人間同士の絆の姿だったと思います。
本当に良いシーンでした。





またそういう人間関係だけでなく、番組を通して3人のライブに対する距離感みたいなものも
改めて分かった気がします。

あ~ちゃんはやはり、常に全体を見渡しながらいかにお客さんに楽しんでもらえるかという
プロデューサー目線的な感じが伺えます。

のっちは完全に自分のパフォーマンスの出来に集中してるのが分かります。
印象的なのが、かしゆかと最上段に上がってステージを見るシーン。
顔が既にスイッチが入ってましたね。会話でも殆どかしゆかの方を見てないしww


気になったのがかしゆか。
ドームの印象で、あ~のちが単純に『大きい』事に驚きながらもライブでの自分を
イメージ出来ていたのに対して、彼女は『実感が湧かない。』と。
またリハ開始直後の『先生どこにいるの?』という言葉で、やはりまだ
自信が持ててなかったのかな?と感じてしまいました。


まあ、その後の年末にかけてのパフォーマンスを見れば覚醒したのは歴然なんで
今後は心配ないでしょうけど。(^_^)v













Perfumeも今年はいよいよ真のプロフェッショナルとして再起動するわけで
まずはアルバム、ツアー、どちらの告知が先になりますか(^~^)

地に足をつけてという言葉通りなら、原点回帰でライブハウスツアーも期待出来るかな?(笑)