Perfumeのニューシングル「ねぇ」の初回盤が10面蛇腹ジャケットで話題ですが
世の中には上があるよ、というお話。



70年代にロック少年だった世代ならご存知でしょうが、SANTANAの3枚組「ロータスの伝説」。
アートディレクター横尾忠則の手による22面ジャケットがそれです。
もっとも全部が繋がってる訳ではないので、厳密にはジャケットと言えるか微妙ですが。




論より証拠、復刻CDを使って検証しましょう。(久々に引っ張り出したなw)
アナログ盤だと壮観なんですけどねー。もう持ってないし、あっても写真に入らないというww


まずこの状態から。
$Stairway to SEVENTH HEAVEN-ロータス1






開くと
$Stairway to SEVENTH HEAVEN-ロータス2






さらに開き、付属の四つ折りパーツを外して下に。
$Stairway to SEVENTH HEAVEN-ロータス3






そのパーツも開いて組み合わせる。(9面)
$Stairway to SEVENTH HEAVEN-ロータス4







裏返す。(これで18面)
$Stairway to SEVENTH HEAVEN-ロータス5





コレ以外に実は4枚単品で入っていてそれを数えると計22面。
$Stairway to SEVENTH HEAVEN-ロータス6



気がついてるでしょうけど、実際にはそれぞれ裏面もあるので22面以上の計算になるし
大体1枚ずつのが入ってるというのが当時から納得いかない訳でw

まあ、あの横尾さんのやる事をいちいち気にしてもしょうがないですけどね( ´艸`)

ちなみに発売当時、このレコードは売れれば売れるほどレコード会社は赤字になったそうです叫び



昔はコレ以外にも凝ったジャケットが随分ありました。
以前も書いた様に、やはりジャケットも含めて「作品」なんですよ。
配信限定だの、ダウンロードのみで売られる音楽データとは別物だと思ってしまいますね。