「75分くらいDVD」ーあ~ちゃんの言い方に倣ってみましたーの詳細について、そろそろいいかな?







 オープニングの10年を振り返るVは、資料映像を実にいい塩梅でコラージュしたスタッフの労作。
どうやらこれは関さん、中田氏は直接関わっていない様ですね。
ただそうなると、あの音源は何だろう?どうもTake offのツアーオープニング後半バージョンに
聴こえて仕方無いんだけど(;^_^A



VのあとにステージでThe best thingのイントロが流れ、ライブパート開始。
振り返りV直後に実際に今のPerfumeを見ると、その成長具合に唖然となりますな。
特にのっちは別人と言っていいくらいで、冒頭一列のフォーメーションでは何度観ても、2人を護る
男装の麗人的佇まいにハッとなります(^_^)v
あのストライプの衣装はそれぞれの個性を実によく表していて、今まで観た中でも一番かも。

 さて、各曲のパフォーマンスは変な気負いが無く素晴らしいものです。
また、カメラや照明も必要最小限でまさにシンプルイズベスト。
このくらいの規模が一番良いと言う人の言い分も解らなくはないですな。
唯一不満は、イミテとレシピが入らなかった事。今後ライブはまず観られないだろうだけに無念!



 曲については初披露のThe best thingにだけ触れます。

現場では手の間からチラ見出来ただけだったので、新鮮ですなあ(o^-')b
一言で言うと、Perfumeの曲は振りがついてステージ上で完成するとよく言われる典型じゃないかと。
ハッキリ言ってCDで聴くだけだとイマイチ地味な印象ですが、振りが付くとライブのオープニングに
ピッタリな感じですね。
Perfumeらしさ満載の振りだし曲は極めてPOPときてるから、フェスでも大活躍しそうな気がします。
GPFでやってくれないかな(笑)





全国MC特選集はもう観る人によって、やられる箇所が千差万別でしょう。
個人的には、気を許した人に囲まれた環境で見せる、かしゆかの地がツボでしたねww
あ~ちゃんも、どんな超能力が欲しいかのくだりで家で寛いでだべってる感じになってるし。
のっちはカメラを持った途端にのち男発動して、かしゆかの全身舐めるし(笑)

一番好きなのは、福岡でのかしゆかによる物真似「振りを間違えて不機嫌になるのっち」です( ´艸`)
その後のあ~かしが混乱するエピソードも含めて、今でもやはりダンスに関しては2人がのっちに
一目置いてる様子が分かって面白い。






 で、本題。ザッとじゅーねん振り返ろうの会
内容は勿論面白かったんですが、メンバーが持ち寄った思い出の品で個性が凄く出てるなあ、と。

それにコーナーに入る前、飲み物の注文を取りまとめて店員に伝えるのがのっち、思い出話を
切り出すのがかしゆか、コーナー仕切りになるとあ~ちゃん、と実に自然な役割分担が出来てるのが
興味深いですね(^-^)/

コーナーに入ってまず、あ~ちゃんが持って来たのが2004年から2010年までのスケジュール表。
実にあ~ちゃんらしいですなあ。仕事がなかった頃の事を忘れずにいようという気持ちがあるのかな?
彼女には、根っこの部分でどこかマネージャー的資質があるんでしょうね。


 続いてかしゆかはテープの山。ライブオープニング映像の素材で300本出て来たという一部らしい。
「エレベーター」の楽器演奏の映像は是非ちゃんと観たいぞ!
リニアやポリの没映像とかもチラッと映って、まさに会員特典て感じです。
こうしたアーティスティックな部分をチョイスするのがまた、いかにもかしゆからしい。


 最後がのっち。何とここで彼女が用意したのがMIKIKO先生。・・・どんだけ好きやねん( ´艸`)
資料的な「品」ではなく、人にしてしまう所がリアリストって感じですww
あ~ちゃん持参のスケジュール表をかしゆかが欲しがった時も、のっちは貰った後どうしたら…とか
言ってるし、過去は過去としてあくまで「終わった事」なんでしょうね。

のっちで印象的だったのが、あ~かしがASH入学当時の頃の話をしてる時に、一瞬かしゆかに向ける
嫉妬みたいな表情や、無言で聴きながらの寂しそうな表情がもう子供みたいで(笑)




MIKIKO先生も言ってる「3人とやっと会話が出来る様になって嬉しい」というのは本音でしょう。
でもある意味「4人合わせてPerfume」なんだから、一番孤独だったのはMIKIKOさんだったのかもね。

次にこういう企画の時は、ぜひ中田氏との直接会話が聴きたいもんですなあw




いずれにしろ、このDVDで年会費の元は充分取れましたね(^_^)v