与太郎「大変ですぜ、ご隠居」

ご隠居「なんだい、お前さんの『大変だ』は聞き飽きたよ。」

与太郎「いや本当なんですよ。ジェームズ・キャメロンさんがこの度、12年ぶりにメガホンをおとり
    になったって聞きましてね、『タイタニック』以来の劇場用SF超大作だってえじゃありま
    せんか。」

ご隠居「ああ最近よくTVでも見るね。それがどうかしたかい?」

与太郎「あたしもあの手は嫌いな方じゃないですからね、期待して予告編を覗いてみたんです・・・
    確かに映像は凄いんですがね・・・うーん。これがなんとも( ̄ー ̄)」

ご隠居「どうした。例によって出て来るオネーチャンがブ◯◯クだったのかい?」

与太郎「そういうんじゃ無いんですよ。そりゃ今回また性懲りもなくシガニー・ウイーバーおばさんが
    復活してますがね。最初からキャメロンさんの映画で色っぽいシーンなんざ、こちとら期待
    しちゃいませんて。」

   「まあ何て言いますか、惑星『パンドラ』ってネーミングもどうかと思いますが、あの
    ナヴィ族ってぇのがまた、先にご隠居もハマったFFXのグアド族クリそつでしてねえ。
    宇宙戦艦や戦闘艇のVTOLのデザインも、これが何ともありきたりで・・・どうしましょう?」

ご隠居「どうしましょうって、あたしに聞かれたって知りませんよ。まあでも、これだけ盛大に広告
    打ってんだ。ヒットはすると思うよ。」

与太郎「え?なんでそんな事がわかるんで?」


ご隠居「そりゃあお前さん、ジェームズ・キャメロンと言やあもう押しも押されぬハリウッドの大監督
    じゃありませんか。信者さんだって星の数程いらっしゃる。

    こういうもんは、それこそよく言うでしょ?
    





















    アバターもえくぼと。」