前の記事で書いた様に、加藤和彦氏が逝ってしまった。
忌野清志郎氏に続き、日本の音楽界にとって極めて大きな存在が2人も、同じ年に。
そして音楽界に限らず今年ほど各界において重要な人達がいなくなった年は稀な気がする。
世界に目を向けてもそれは同様で、マイケル・ジャクソン氏、ファラ・フォーセット氏は言うに
及ばず先のレス・ポール氏、SF界でも60年代以降ニューウェーブの旗手だったJ.G.バラード氏等々。
いずれも50年代~60年代、70年代にかけて現在のあらゆる分野の主たる基礎を作った人達だ。
ちょうどそうした人達が輝いた時代の残照が消えつつあるのが今年から、来年にかけてなのかも
しれない。
全ての文化は螺旋を描く様に過去を繰り返しながら、少しずつ変化や進化をして続いていく。
その意味で、今こそこの先何十年かの基礎を作らなければいけない。
でも作れているんだろうか?
なんだか、過去を消費しているだけの様に見えてしょうが無い。
加藤氏にしても、世間的には今だに「帰って来たヨッパライ」のフォークルの、みたいな取り
上げられ方で・・・本人がいちばん過去には拘ってなかったのに。
やはり過去を振り返るのは程々にして、前を見ないとね。 ー自戒を込めて。
忌野清志郎氏に続き、日本の音楽界にとって極めて大きな存在が2人も、同じ年に。
そして音楽界に限らず今年ほど各界において重要な人達がいなくなった年は稀な気がする。
世界に目を向けてもそれは同様で、マイケル・ジャクソン氏、ファラ・フォーセット氏は言うに
及ばず先のレス・ポール氏、SF界でも60年代以降ニューウェーブの旗手だったJ.G.バラード氏等々。
いずれも50年代~60年代、70年代にかけて現在のあらゆる分野の主たる基礎を作った人達だ。
ちょうどそうした人達が輝いた時代の残照が消えつつあるのが今年から、来年にかけてなのかも
しれない。
全ての文化は螺旋を描く様に過去を繰り返しながら、少しずつ変化や進化をして続いていく。
その意味で、今こそこの先何十年かの基礎を作らなければいけない。
でも作れているんだろうか?
なんだか、過去を消費しているだけの様に見えてしょうが無い。
加藤氏にしても、世間的には今だに「帰って来たヨッパライ」のフォークルの、みたいな取り
上げられ方で・・・本人がいちばん過去には拘ってなかったのに。
やはり過去を振り返るのは程々にして、前を見ないとね。 ー自戒を込めて。