お待たせしました。
感想的レポです。
会場前に着いたとこからです。
14:30過ぎに出発して、
地下鉄を乗り継いで敏弥へのプレゼントを買いに行き、
速攻で移動して会場前に着いたのが16:54くらい。
傘がいるかいらないかのギリギリの小雨の中、
会場前の幅の広い歩道には、
車道側と建物側の二つに分かれて列が出来てて。
私は一桁の早い番号だったので、
建物側の列の前の方にいる方に声をかけたんだけど、
ちょうど私の次の番号の方だったので、
その前に入れさせてもらったの。
そしたらその方のお連れの方が、
「係の方が来たらチケットをもぎってもらうといいですよ〜」
とアドバイスしてくれたので、
「そうなんですね〜ありがとうございます」
と言ったら、
「いえいえそんなお礼なんて」
と恐縮されてしまったわ。
いや、お礼言うでしょ。
ふぅ…と一息ついたところで、
反対側に並んでた方に
「お疲れ様です〜」
と話しかけられて、
誰?と見たら天敵さんでww
全くどこに行っても会うなぁww
天敵さんと話してるうちに係のお姉さんが来たので、
あいぽんを見せてチケットをもいでもらって。
するとお姉さんが
「初めていらっしゃいましたか?」
と聞いてきたの。
「初めてです」
と答えると、場内の案内などの後に
「絵を描いているスペースはとても狭いので、
皆さんが見る事が出来る様に、
御配慮をお願いします」
「つまり、途中で交代しろということですね」
「そうですそうです(ニコッ)」
なるほど…。
お姉さんがいなくなってから、
天敵さん以外知ってる人いないなぁ…
なんて眺めてると、
静かにエレベーターに誘導されて、
他の階の来場者さんが降りるのを待って六階へ。
六階に着いてドアが開くと、
咲人くんからの大きなお花がドーンと置かれてて、
むせかえる様なピンクの百合の香りに包まれながら待機。
一分くらいで会場のドアが開かれて、
順番に中へ。
私は四番だったので、
天敵さんに続いて入ろうとしたら、
会場の奥からパタパタと高林くんが走ってきて、
あらま、お久しぶり…って。
去年のsukekiyo@渋谷以来だなぁ。
お元気そうで何よりです。
それから受付のお姉さんにチケットを確認してもらい、
プレゼントを預かってもらってるうちに、
天敵さんが慣れた感じで奥に進んで行ったのね。
ライブペインティングのコーナーがあるのかな…
とそちらの方向に歩いて行き、
白い壁を左に回り込むと、
突き当たりの壁に向かって敏弥が座ってて、
いたぁ〜!って(▼∀`)
幅2mもない様なスペースは、
床も壁も透明のビニールシートが貼られてて、
突き当たりの壁の前にイーゼルがあって。
そこに40cn×30cmくらいのキャンバスが立てかけられてて。
敏弥は薄いビニール手袋に包まれた手で、
キャンバスの表面をスポンジでなでてたの。
余分な絵の具を取るとか、
滲ませるとかなんだろうなぁ…。
入場者は敏弥から4〜5mくらい後ろの狭いスペースで、
描いてるところを背後から見させていただくんだけど、
前の方の人は暗黙の了解で、
床にしゃがんで見る事になってるみたいで、
整番一番の方から三人並んでしゃがんだの。
でも私は骨折した左膝に影響が出るので…
ちょっとしゃがむくらいは出来るんだけど、
20分とか続けては無理なので、
二列目で壁に貼り付く様に立ってる事に。
皆さんすみません。
敏弥の右斜め後ろにはMr.Ogataがいて、
敏弥の後ろ姿をバシバシ撮ってて。
2〜3分で退場されて、
そこからは敏弥と虜だけの空間に。
ステージにいる敏弥を後ろから見る事はあっても、
絵を書いてるところは当然見た事がないので、
不思議な気持ちになりながら見てたの。
敏弥は時折右側に置かれたテーブルを見て、
ペーパーパレットに絵の具を絞り出したりしてて。
その横顔を見る度に、
ホントに敏弥だ…って。
着ていた服はインスタを見て欲しいんだけど、
脚が細いなぁとか、
背中が広いなぁと思って。
途中でしゃがんでる虜さんが立ち上がってコーナーを離れ、
空いたスペースに別の虜さんがきたり…
を繰り返してると、
さっき外でもぎりをしていたお姉さんが来て、
「大分場内が混んできましたので、
出来るだけ交代をお願いしま〜す」
的な事を言ったの。
それでまた入れ替わったりしてる間にも、
敏弥の絵はどんどん変化していって。
最初は八重桜の花びらの様な模様だな…
と思って見てたんだけど、
あれ?これはどうなるんだろう…
しかも長い…
薫の個展は20分くらいだったけど、
絶対20分以上経ってるはず…
と、いろいろ考えながら敏弥の後ろ姿を見ていると、
チケットチェック係のお姉さんが
「敏弥さ〜ん、そろそろお時間です〜」
と言うのが聞こえて。
「は〜い」
と返事をする敏弥。
それから徐に片付け始め、
身なりを整えてから立ち上がると、
テーブルの一番端に置いてあった眼鏡?
薄い色のサングラス?をかけてこちらに数歩歩いてきて、
くるっとキャンバスの方に向き直って、
自分の絵を真っ正面から眺めたの。
その頃には私の前にいた皆さんは、
場内でお見送りしようと移動してしまったので、
私の後ろには何人かいる気配がしたんだけど、
私と敏弥の間に誰もいない状況になったのね。
なので、おお…背が高い…
いつもステージの下から見てるけど、
実際同じ高さになるとこんなに背が高いんだなぁ…
としげしげと見てると、
今度は私の目の前の壁寄りに移動して、
壁側から眺め始めたので、
背後霊みたいに敏弥を眺める事にww
まさかこんな1mくらいの距離に来られるとは…
と、釘付け状態で見つめてしまったわ。
すみませんすみません(▼∀`)
そんな事を思ってると、
敏弥は左回りにくるっとターンして、
自分の後ろにいた虜さんたちにはにかんだ様な笑顔を振り撒き、
花道の如く場内に並んだ虜さんたちの前をスッと通って去って行きました。
ありがとうございました。
敏弥がいなくなると、
ライブの終演後みたいに空気が緩んで。
あいぽんを見たらもう17:30になってて、
30分も経ったのかとびっくりしたわ。
主がいなくなってがらんとしたコーナーには、
敏弥の絵を近くで見たい方が集まってきてて。
私は自分の右側に並んでる、
とあるシリーズの絵から見始めたんだけど、
わぁ〜ってテンションが上がったわ。
utakataで見た時も可愛いと思ったけど、
実物はもっと可愛いな…って。
そこから右回りに空いてるところから見る事にしたんだけど…
一斉に虜さんたちが動き出したので、
どこも混んでて。
結局あちこち移動しながら見たんだけど、
画風にバリエーションがあって、
一人の人からこんなに色んなタイプの絵が出てくるって凄いな…
と思ったわ。
平面の作品だけじゃなくて、
来場されたゲストの投稿で見かけた方も多いと思うけど、
立体の作品もあったのね。
ツイッ○ーで見た時は、
何なのかよくわからなかったんだけど、
実物を見るとわぁ…って。
それからタイトルを見て、
あ、なるほどそういう…って。
細かいところもよく出来てて、
(って上から目線ですみません)
夜中に誰もいなくなった会場で動いてそう…
って思ったわ。
あと、会場内を歩き回ってて、
ふと足元を見たら踏み台があったの。
何だろうこれは…
と恐る恐る上がって、
上がりきったところにあった物を覗いてみたら、
うわ〜ん;ってなった。
怖いよう、って。
ホントにいろんな切り口があるんだなぁ。
一通り見てから、
地下にも行かなきゃ!となって、
ほかの虜さんと一緒にエレベーターで一階へ。
エレベーターは一階までしかないので、
階段を降りて地下へ。
結構急な階段なので、
雨で滑らない様に皆さんゆっくり降りてたよ。
地下の会場はutakataの写真展と、
DIRTのフロアになっていて。
入ると左手は写真展、
右手は個展のグッズの物販コーナーになってたんだけど、
入ってすぐのところに、
敏弥のパネルがあったの。
それもよくツイッ○ーで見かけてたので、
これか!と思ってあいぽんで撮りまくったわ。
他の虜さんたちも撮るので、
お互いに順番に譲り合って…
という美しい世界だったわ。
写真展は見目麗しい敏弥が並んでて。
去年の写真展よりは点数が少なくて、
スペースもそんなに広くなかったけど、
ああ懐かしいなぁ…
と浸りながら右往左往して見たわ。
会場の奥がDIRTのコーナーで、
そこと個展のグッズ売り場の間に、
DIRTの新アイテムが並んだラックがあって。
それを見て、
天敵さんが着てたニットってこれか…って。
私が着ると身体が泳いじゃってダメだろうな…
と、サワサワしながら考えたわ。
物販のテーブルのところでは、
見知らぬ虜さんと一緒にHAPPY BAGを持たせてもらって、
二人で「う〜ん…」って唸って。
「どっちにしようかなぁ」
みたいな。
結局決めきれなくて保留にしてしまったけど、
あの虜さんは買ったのかな…。
ふとあいぽんを見たら閉場10分前だったので、
もう一回絵を見ておかなきゃ、
とまた六階へ。
この頃にはだいぶ虜さんたちも減っていたので、
また端から順番に見て行ったの。
これって複製画の販売はしないのかなと思って、
入り口にいたお姉さん(チケットをもぎってくれた方)に、
「複製画の販売はないんですか?」
と聞いたら、
う〜んという顔をして
「今のところその予定はないんです」
と答えてくれて。
そうなんだ…と思いながら、
目の前の壁の端を見ると、
「Message to Toshiya」
と書かれた小さなカードが貼り付けてあったの。
何?と下を見ると、
テーブルにピンクと水色の正方形の付箋が置いてあって、
その横にそれらが市松模様に貼られたノートがあったの。
付箋には来場者から敏弥へのメッセージが書いてあったので、
「あぁこれに書いて貼るんですね?」
と言ったらお姉さんが
「そうですそうです!是非書いてください」
「書きます!」
と、ピンクの付箋に書き始めて、
途中で収集つかなくなって書き直したりしてるうちに、
チケットチェック係のお姉さんが
「時間になりましたので…」
と閉場の挨拶を始めたので、
早っ!と思って。
いや、時間ぴったりだったけど、
要は30分しか見てないから早く感じたのよね。
「ありがとうございました,〜」
の言葉に送られながら出口に向かうも、
エレベーターがなかなか来なくて出られなくて。
「会場から出てください」
って言われたんだけど、
他の階のお客さんもエレベーターを使ってるから、
暫く待たされたの。
そのうち他の虜さんが、
敏弥へのお花の写真を撮り始めたので、
終わったタイミングでお姉さんに
「あのお、私も写真撮ってもいいでしょうか?」
と聞いてみたの。
そしたら露骨に嫌な顔をして、
チッ遅いんだよ!みたいな感じで、
「時間過ぎてますけどね」
と冷たく言ったので、
まぁそんな事許してたらキリがないよね、
でも弛まず撮りますので、と思って
「すいません」
と言って、
一枚だけ撮らせてもらったわ。
ごめんねごめんね。
何とかドアの外に出るとドアは閉められ、
七人くらいで狭いスペースに並んでエレベーターを待ち、
やっと来たエレベーターにぎゅうぎゅうになりながら乗って、
(天敵さんがエレベーターガールをしてくれました)
一階に着いたところで解散。
歩道に出ると、
敏弥の出待ちをしてるのか、
結構な人数が小雨の中たむろしてて。
ええ〜もう帰ったんじゃないの?
だって天敵さんも他の虜さんと一緒に駅の方に向かってるし…
と横目で見ながら、
自分も駅に向かいました。
お疲れ様でした。
そんな初の個展でした。
どんな絵が展示されてるのか、
全く予想出来なかったんだけど、
物凄くパワーがある絵で、
絵の前に立つと波動を感じる様な気持ちになったよ。
一つ一つの絵はそんなに大きくないだけど、
訴えかけてくるオーラが凄いというか。
敏弥のペインティングを最後まで見てたので、
絵と写真展とDIRTを30分で見なきゃいけなくて、
とんでもなく駆け足だったんだけど、
短時間でパーッと見るのは無理というか、
個々の絵の前に立ち止まって、
その絵の向こうにある物に想いを馳せたかったなぁ…。
でも、ホントにチケットが取れなかったんだよね。
片っ端から申し込んだら当たらないだろうと考えて、
二本しか申し込まなかったのに、
一本しか当たらないんだもんね。
信じられないわ;
激戦だったからお譲りもほとんどなかったし…。
心残りです。
敏弥様、
初の個展お疲れ様でした。
心を打つ絵の数々を見せていただいて、
ありがとうございました。
絵だけではなく立体もあり、
写真展もあり、
そしてDIRTも…と、
盛りだくさんで楽しかったです。
準備が相当大変だったでしょうね…
でも欲しがりな私は、
またいつか作品を見せていただきたいな…
なんて思ってしまいました。
欲張りですみません。
ああ…感動した。
あと何回か参加したかったなぁ。