大変お待たせしました。
感想的レポです。
最寄り駅に着いたとこからです。
仕事先を早退して、
最寄り駅に着いたのは17:40頃。
昨日の反省で会場に近い改札を選んだつもりが、
改札を出てからあちこち歩かされ、
いったいどこを歩いているのかわからなくなった頃に、
左手の窓の向こうに歩道橋が見えてきて、
よかった…って。
もうちょっと動線よく造れないのかしら。
あれじゃ有事に逃げられないよ。
歩道橋を渡って、
某プラザに入って一休み。
それが18:00くらいだったかな。
他にも鳥居ちゃんらしき方が複数いたり、
昨日並んで参列した虜友達にばったり会ったりと、
だんだんライブモードに切り替わってきたよ。
更に少し休んでから、
会場に向かって移動開始。
坂を上り始めると、
上の方に天敵さんのお友達のマダムが歩いてるのが見えて。
あの方も毎回会うんだよな…。
傾斜がきつくて息が上がった頃に坂の頂上に着き、
右斜め前に進んでホールの敷地内へ。
広場の左端にはベンチが並んでるので、
そこで休んでる鳥居ちゃんたちもいたよ。
空いてるベンチがあったので少し座ってみたけど、
昼間の暑さが残ってて全然くつろげないので、
早々に入り口に向かって移動。
建物内に入り、
エスカレーターを乗り継いでホール入り口のある4階に到着。
あいぽんを見るとまだ18:10だったので、
ちょっと早いなあと見渡すと、
入り口の反対側の窓際に椅子が数客置かれてたので、
またそこに座って一休み。
休んでばっかりだけど、
仕事してきたからいいでしょ。
と、入り口の案内係のお兄さんが
「開演時間が近づくと入り口が大変混雑しますので、
早めに御入場くださ~い!」
と言ったのね。
そんなもんかな…と思いながらも、
素直に立ち上がって移動して、
チケットをもぎってもらって中へ。
入ると左手に細長く物販コーナーが作られていて、
右側には御朱印帳のコーナーがあって。
三日間共通の御朱印だそうで、
あまり並んでる方はいなかったかな…。
少し進むと京くん虜の友達に会って、
「昨日お菓子いただいたから~」
とお菓子のお返しをいただいて。
「ちゃんと詰め合わせになってる!」
と言ったら、
「詰め合わせって言っても二つだけだよ~」
とてへへと笑ってて。
二つだけでもたくさんの人に配るんだろうし、
その労力が凄いよ。
少し喋ってから、
お別れして自分の席へ。
私の周りの京くん虜さんは、
全員三日間我心席なんだけど、
彼女ももちろんそうで。
羨ましい気もするけど、
我心席だと前の方すぎて全体は見づらかったりもするので、
私はたま~にでいいかな…。
そんな心持ちでいるから当たらないんだろうけど。
初日同様シモテ端の通路を進んで、
右側のドアから場内へ入り、
18列の自分の席を目指して階段を上がって。
一番後ろのドアからすっと入りたかったんだけど、
開演前は開いてないので、
真ん中から入って上がるしかないんだよね。
席は通路から二つ目で、
通路側の席の方がもういたので、
前を通らせてもらって着席。
それが18:20くらいでした。
ふう…と前を見ると、
かなり傾斜がある座席の向こうにステージがあって。
場所的にはutAさんの正面だったけど、
とんでもなく遠いわ;
前は早い番号とかいい席が当たる事もあったんだけど、
チケタウになってから全然ダメなんだよね。
良い番号や前の方の席ばかり当たる方もいるのに、
公平にして欲しいわ。
座って荷物をまとめてると、
場内のBGMが聞こえてきて。
初日は8月のリキッドと同様に、
昔のCMを立て続けに流してたんだけど、
今日は男女の会話が聞こえてきて。
また映画のワンシーンとかかな?
とよーく聞いてみると、
なんと「新〇さんいらっしゃい」だったの。
あのテーマソングが流れてびっくりしたわ。
それを聞くともなく聞いてるうちに場内が埋まってきて。
18:30になると1ベルが鳴って、
諸注意のアナウンスが始まって。
その間にも「〇婚さんいらっしゃい」は流れてて、
某師匠の軽快なツッコミとか、
ゲストの新○さんの
「会社は社内恋愛禁止だったので会社を辞めて…」
なんてトークが流れてて。
何か生々しいなぁ…なんて思ってると、
18:35に2ベルが鳴って、
スーッと場内が暗くなって。
SEが流れ、ステージ後方に
「sukekiyo」
の文字が浮かび上がり、
少しすると髪色を赤にチェンジしたutAさんが登場。
最初照明の関係で赤く見えてるのかと思ったけど、
どう見ても赤くなってて。
初日に金髪になってるのを見た時に、
明日には違う色になってるかもね…
と思ったんだけど、
ホントに変えてくるとは;
でも真っ赤というよりは、
赤と朱鷺色の間と言うか、
ポピーの花みたいな赤で、
とても似合ってたよ。
そんなutAさんの5mくらい後を、
utAさんと同じペースで未架さんが歩いてて、
初日同様シモテをぐるっと回り込んで自分のスペースへ。
ふと見ると匠さんはもう自分の要塞にいて、
少ししてからYUCHIさんが歩いてきて。
最後に京くんが歩いて来たんだけど、
全員が揃ったのが随分早くて、
もう?って感じだったの。
utAさんは出てくるなりヴィオリラの方を向いてごそごそやってて。
匠さんを見ると、
こちらを向いて椅子に座ってアコギを抱えてて。
YUCHIさんはアップライトを構えてたので、
これはもしや、あの曲をやるのか?
と身構えてたの。
そしたらSEが終わって、
ほんの少しの間が空いたと思ったら、
匠さんのピアノが響いて、あの曲…
elisabeth addictが始まって、
きた!ってワナワナしたわ。
elisabeth addictはとても好きな曲なので、
早退してきてよかった…って。
社会人としてはよくないけど。
初日は天井への音の跳ね返りが気になったけど、
後の方なので全く気にならなくて。
頭上には2階席の底面があったけど、
それも適度な高さがあったので音が回ることも無くて、
とてもいい音で聴こえてきたの。
同じ会場でもこんなに違うんだね。
elisabeth addictは
「月蝕」
というフレーズが何回か出てくるんだけど、
昔青年館で公演があって、
終演後に外に出たら月蝕の日で、
赤黒い月がぼんやり浮かんでてね。
その場にいた鳥居ちゃんたちが、
(その頃は未亡人と呼ばれてた)
皆夜空に向かってスマホをかざして写真を撮ってたっけ…
なんて事を思い出したよ。
その時は月蝕の日を選んだのかと思ってたけど、
偶然だったのかな…。
また月蝕の日に公演して欲しいな。
身体を逸らして朗々と歌う京くん、
滑らかにヴィオリラを奏でるutAさん、
哀愁たっぷりにギターをつま弾く匠さん、
軽やかなのにタメのあるリズムを発する未架さん、
愛機と会話する様に弾きまくるYUCHIさん…
そんな五人に惹きこまれているうちに曲は終わり、
聴こえてきたのは自然と身体が動いてしまう訪問者Xのイントロ。
はあ?次がこの曲?
って面食らった一方で、
面白い並びだな、
やるなあと思う自分もいて、
結局後者が勝って。
utAさんは左脚を高く上げてぎゅんぎゅん弾きまくって、
(いつ見ても体幹凄いわ)
さっきまでしっとりヴィオリラを弾いてた人とは別人みたいになってて。
他のメンバーの皆様も、
静から動へと一気にシフトチェンジして。
京くんは右半分はピンクがメイン、
左半分は黒の前髪になってて、
ツインテはピンクとカラフルで、
いろんなところをゆらゆら揺らしながら踊りまくってたよ。
この曲は2月の京都劇場公演でもやってたけど、
その時よりも説得力が増したというか…
圧倒的な力で捩じ伏せてくる感じで、
音の渦に放り込まれた気分になって。
祇園祭や夏のツアーでもやったけど、
やっぱりホールで聴くと一味も二味も違うなあと思ったわ。
潮が引く様に訪問者Xが終わると、
utAさんがアコギに近づいていくのが見えて。
始まったのは嬲り。
elisabeth addict→訪問者X→嬲り、
ってどんなセトリ?
と、のけぞってしまったわ。
凡人の私には到底思いつかないセトリで、
それを提示してきて聴かせてしまうsukekiyoって凄いな、って。
脱帽だわ。
ステージ後方には歌詩が投影されててね。
いつもの感じでフレーズが浮かび上がってたんだけど、
「同種」
は結構大きく映し出されたの。
そしたらutAさんがカミテからシモテに向かって、
右手でぐるーっと半円を描いて指差したの。
「君たちも同種だよ」
と言わんばかりに。
あれはカッコよかったなあ…
痺れたわ。
嬲りが終わると、
四曲目には接触が始まって。
この頃だったかな、
京くんがコートを脱いだの。
早っ!と思ったんだけど、
脱いだら身軽になったのか、
キレッキレで踊りまくってたよ。
メンバーの皆様のコーデは、
京くんはフワフワのボリューミーなハーフコートを着て、
中にはプリントのTシャツとミニスカートを合わせてて。
(プリーツスカートだったそうです!
足元のブーツは初日と同じかな。
utAさんは左上がりのアシメトリーのロングスカートに、
上は細かいディテールはわからないけど、
肘~手首にかけて時折肌が見えるカッティングの、
黒いトップスを着てて。
袖口には20cmくらいの長さのテープみたいなのが垂れてたけど、
あの衣装どうなってるんだろう…。
未架さんは初日とテイストが似てて、
ジャケットもインナーもパンツも全て黒で。
割とタイトなシルエットだったよ。
YUCHIさんは髪を真ん中で分けて、
大きな黒いリボンをつけてて。
下は初日よりも長い丈の黒のチュールのスカートだったんだけど、
上はよくわからなくてね。
なんせステージが遠いから。
YUCHIさんが自分でUPしてくれた写真だと、
透け感のあるフリルシャツを着てるみたいだけど、
その上に何か着てたかとうかは不明です。
匠さんも写真をUPしてくれてるので、
詳しくはそちらを見て欲しいんだけど、
髪は確かにピンクの部分が増えてたよ。
あれ、あんなに多かったかな?
って思ったくらい。
でもとても似合ってたよ。
五曲目は金輪際。
初日は紗幕が下りてからやったので、
映像が大きく映し出されてたんだけど、
後方の小さなスクリーンに映したので、
圧縮するとこんな感じなんだな…
と、utAさんのギターを聴きながら思ったよ。
スライドバーを操るutAさん、素敵です。
金輪際が終わると、
今度はScarletが始まって。
そうだutAさんの髪色はまさしくScarletだわ…
なん思いながら、
ギターを掻きむしるutAさんを見てたよ。
曲が終わると上からスルスルと紗幕が下りてきて、
完全に下りるのを待たずに艶が始まって。
昔のMVではなく新しい映像が使われてたんだけど、
ちょっと滲んだ感じの映像で。
後ろの方にいるからそう見えるのかな?
と考えたりもしたけど、
そうじゃなくて歌詩の主人公さんの思い出の中のシーンと考えると、
滲んでる方が雰囲気あるのか…
というのもあるし。
正解はわからないけど。
あと、曲の後半の映像がとても綺麗で。
未架監督が作ってくれたんだろうけど、
監督の作るああいうゆらぎを感じさせる映像って、
本当に心の琴線に触れるというか、
見ててジーン…とするんだよね。
その後耳ゾゾ、focusと続いて、
focusが終わると、
YUCHIさんのリードからセッションが始まったんだけど、
utAさんとutAさん担当のスタッフさんが、
utAさんのメインギターとサブギターを触りながら、
何やら話してたのね。
何だろう…とドキドキして見てたら、
どちらのギターもスタッフさんが回収して持ってってしまったの。
ええ〜?どうするの?と見てたら、
アコギのところに行って、
YUCHIさんの出す音の上に、
アコギを重ねてたの。
メインもサブも持っていってしまったので、
アコギを使うしかなかったんだけど、
アコギでセッションするのは見た事なかったので、
ひえ〜アコギできたぁ!
と思って。
びっくりしたけど、
変じゃないところが更にびっくりだったわ。
そこに未架さんのドラムと、
匠さんのピアノが順に加わったんだけど、
匠さんはutAさんのギターの様子が気になるみたいで、
ピアノを弾きながらシモテ奥の方をじっと見てて。
大きなトラブルじゃないといいけど…;
静かなメロディーのセッションが終わりに近づいた頃に、
スタッフさんがまずはサブのギター、
次にメインのギターを持ってきて、
utAさんコーナーのスタンドに立てかけて。
メインを立てかけた瞬間にセッションは終わり、
utAさんは何事も無かったかの様にメインを手に取り、
dorothyを弾き始めたの。
すご…って。
でも直って良かったよ。
dorothyはいつも動きながら楽しんでるので、
じっと座ってるの苦痛…
と思いながら聴いてたよ。
椅子がいいのは事実だけど…
やっぱりsukekiyoは落ち着いてじっくり聴きたいし。
でもこういう時に辛いね。
あと、確かdorothyが始まった時からだったと思うけど、
急に背後から音圧を感じる様になったの。
私の後ろは車椅子用スペースで、
無人だったんだけど、
爆音上映会みたいに、
肺が震える様な感じで背もたれから振動を感じる様になって。
何だろうね、そんな事ってあるのかな。
dorothyが終わるとCandisが始まって、
周りの皆さんがペンラをカチャカチャ言わせて灯し始めて。
私の両隣の方は持ってなかったけど、
目の前のメンズさんは恐る恐る出して、
えっと、こんな感じでいいのかな?
と周りを見ながらフリフリしてて、
いいぞ〜頑張れ〜って思ったよ。
匠さんは、あれは何ていう名称なんだろう、
ショルダーキーボードっていうのかな?
肩からかけるタイプのキーボードを下げて、
Candisから数曲はそれを弾いてるのね。
続いて始まったMOANでは、
匠さんはそのままYUCHIさんの右隣に来て、
二人でニコニコしながら背中合わせになって弾いてて。
仲良きかなsukekiyo…。
次に始まったValentinaでは、
MOANでメロンソーダ色のペンラが揺れていた場内が、
ラベンダー色のペンラに変わって。
皆さん大変ね…。
そして今日もワンコーラス目は左右二人ずつの京くんの映像が、
ツーコーラス目には七人ずつに増殖して、
「カステラ一番…」
の世界になって。
その向こうで弾きまくるutAさん。
なんてシュールなんだ…。
ポップな空気が場内に満ちたところでValentinaが終わり、
紗幕がスーッと上がる中zephyrが始まって、
ここでzephyr!ってなったわ。
さすがにutAさんが歌ってるかどうかまでは見えなかったなぁ…;
zephyrの次に憂染がスタート。
と、二つ隣の席に座ってたメンズさんがいきなり立ち上がったの。
何、帰るの?と思ったら、
ずっと座ってて脚が痛くなったみたいで、
(背が高くてガッチリした体型の人だった)
背もたれと座面が二つ折りになってる状態のところに、
ちょこんと座ったの。
え〜それやっちゃうと、
後ろの席の方がステージ見えなくなるでしょうよ;
私が席に着いた時には、
もう最後列の方たちは座ってたので、
空席ってことはなかったので、
周りの事考えない人っているんだな…
と、気を取り直してステージに集中。
ツアーでやってた頃を思い出して懐かしかったよ。
憂染が終わると匠さんのピアノの前に座って、
呼吸が始まって、
思わず息を飲んだわ。
ここで呼吸とは…。
胸が詰まる様な思いで呼吸を聴いて、
これで終わりかなと思ったら、
京くんが自分のコーナーに下がって後ろを向いたの。
あれ、まだあるんだ…
と考えたところでMargaretが始まって、
呼吸からのMargaret!
今日は何てセトリなんだ!
となりながらも、うるうるしてきて。
右隣の鳥居ちゃんも目を押さえ始めて、
昨日も今日も鳥居ちゃんたちを泣かせにかかってるな…
でも泣かないでちゃんと見なきゃ!
と、utAさんを見つめてると、
ステージ後方のスクリーンにエンドロールが流れ始めて。
初日も漂白フレーバーの後半でエンドロールが流れ始めたんだけど、
あれが流れるとホールだなぁ…
ってしみじみ思うね。
メンバーの皆様の名前が出て、
「sukekiyo」
って出るとこが特に好きだわ。
歌のパートが終わると、
京くんはスッと去って行って。
曲が終わり、
残されたメンバーの皆様が愛機を置いたところでクロージングSEが流れて、
場内から拍手が起きて。
utAさんが両手を合わせて謝意を表したところが見えた次の瞬間、
またガタッという音がして、
二人隣のメンズさんが荷物を持ってこちらに来たの。
嘘でしょ?
今来られたらステージが見えないじゃん!
と思ったんだけど、
座ってる足元を通ろうとしてるからなかなか進まなくて、
早くどいて!見えないから!
とイライラ;
やっと通り過ぎた時にはもうutAさんは匠さんコーナーまで行ってて。
何よこれ?最後の最後にこれ?
って猛烈に腹が立ったわ。
文句を言おうにもそのメンズさんはサッサといなくなってしまって;
ガッカリしながら荷物をまとめて、
階段を3段上がって後方のドアから通路に出たんだけど、
その時に目の前にいた、
モード系の黒服を着こなしたシュッとしたメンズさんが、
ドアを開けて待っててくれたのね。
それでありがとうございます、
と軽く会釈をしたら、
いいんですよ〜みたいに笑顔で会釈を返してくれて。
同じメンズさんでもこの違い…
見習って欲しいわ。
後ろのドアから出たのですぐにロビーに出る事が出来て、
アメ友さんや虜仲間を待とうかとも思ったんだけど、
会ったら今の出来事を話して、
不愉快のお裾分けをしてしまいそうだったので、
皆は感動して終わっただろうし迷惑だよね…
と考えて、
そのまま帰ることに。
ホールの入り口のドアを抜け、
エスカレーターを乗り継いで1階に着いて、
外に出て駅に向かいました。
参列された皆さん、
お疲れ様でした。
そんな2日目でした。
目まぐるしく変わるセトリに翻弄されたけど、
elisabeth addictも聴けたし、
各時代を駆け抜ける感じで面白かったよ。
公演中はそんな余裕は無くて、
「この曲の次にこれ!」
ばかり思ってたけどww
最終日は2日目同様自分で取った席で、
11列目の10番台の早い番号です。
多分京くんの前辺りかな…
今年はセンター運が強いみたいです。
最終日に参列される皆さん、
よろしくお願いします。