場内が薄暗くなるとすぐに
「アンコール!」
の声が響き始めて。
真後ろで私の背中を使ってた虜さんが
「さっきは借りちゃってごめんなさい」
と話しかけてきたので
「いえいえ、全然もう使っちゃってください」
って。
こういうの、いいね。
1分くらいしてからかな、
私の右隣にいたお友達さんが
「なんか、カミテで誰か倒れてるみたいよ」
「えっ?」
「スタッフさんを呼ぶ声が聞こえる」
うそぉ〜?って耳を澄ませたら、
周りの皆さんもそれに気づいたみたいで、
すぐにシーンと静まり返って。
前はカミテにもシモテにもスタッフさんがいたのに、
昨日はカミテにはいなかったみたいで、
シモテ民みんなでシモテ端のスタッフさんに
「カミテで倒れてる人がいるみたい!」
「助けてあげて!」
って叫んだの。
あいぽんを見たら20:20だったよ。
そしたらやっと気がついてセンター方向に寄ってったんだけど、
カミテまで行けばいいのにさ、
センターの手前辺りで小さいペンライトみたいなので照らしてるから、
全然見つけられないの。
倒れてるのはカミテの二柵前辺りで、
その辺の虜さんたちが
「ここだよ!」
って下を指差してるんだけど、
救出に慣れてないのかスタッフさんがテンパってしまって、
「みんなのスマホのライトでそこを照らして!」
なんて言うのよ。
アホか、と思って。
そこまでわかってるなら、
そこにいる虜さんたちがとりあえず端まで連れてってあげればいいのに、
自分の場所から離れたくないのか、
そういうのに遭遇した事がなくて、
どうすればいいのかわからないのか…。
目の前の敏弥虜の友達は
「みんなで持ち上げて前に流せばいいじゃない」
と言うので
「そんな文化がない人たちが前の方にいるんだよ〜」
と返して。
それでも全然救出が進まなくて
「何やってんだろうね」
「とにかくスタッフさんが少なすぎ」
「セクがいたらすぐ解決したのに…」
「中脇さんがいた頃は、一瞬で引っこ抜いて連れてったのに…」
と口々に言ってたの。
そしたら5分後くらいにやっと救出できたみたいで、
パチパチと拍手が起きて。
時間かかりすぎだわ。
何より倒れてる本人が可哀想だし、
早く助けてあげてよ。
それからまた
「アンコール!」
の声が始まって、
2分後くらいにやもちゃんが出てきて。
またあいぽんを見たら20:27だったよ。
敏弥は白の花嫁さんのドレス、
薫はジャケットを脱いできて、
渋いバーのマスターみたいになってて、
こんなマスターいたら足しげく通うわ…
って見てたわ。
空いた胸元にもいろいろ描いてるんだけど、
何で描くとあんなに落ちないんだろうね。
不思議…。
京くんはすっぴんツルツルになってて、
エクステもとってて、
わぁ〜!ってなった。
京くんがメイク落として出てきたってことは、
それだけこちらの熱意が伝わってるってことだよね。
嬉しいなぁ。
アンコール一曲目はアクロの丘。
京くんが
「あの場所で」
と歌い始めて、
それがこだまのように
「あの場所で」
と聴こえるあのポイントで、
いつもと全く違う声質?音質?
で聴こえてきて、
えっ何これ?って思わずスピーカーを見上げちゃったわ。
その後の
「出会ったね」「今ではもう」
とかもずーっと違和感があって、
何だろうこれは…
とスピーカーを見つめてたんだけど。
なんか、最初の言葉は下のスピーカーから聴こえてきて、
次のリフレインは上のスピーカーから聴こえてくるみたいな、
実際はどちらも鳴らしてるんだろうけど、
明らかに違うんだよなぁ…。
あれって何だろうね。
目の前はアンコール前より更に視界が悪くなってたんだけど、
薫がギュンギュン弾くところと、
敏弥のソロはちゃんと爪先立ちをして確認しました。
ありがとうございます。
しっとりとアクロの丘が終わり、
薫を照らす照明がスーッと消えて曲が終わって。
今日も感動したわ…。
二曲目の予感のイントロが聴こえてきて、
フロアの空気が変わって。
京くんはいつもよりも多く歌わせてくれて。
「いつからか あなたに気付いていた でも」
も歌うように求めてきたので、
一瞬大丈夫か?と思ったけど、
ちゃんと皆さん大きな声で歌えてホッとしたよ。
LINE CUBEでも歌って欲しかったわ。
曲が終わると大きな拍手と歓声が起きて、
すぐに次の曲が始まるかと思いきや、
京くんが
「新宿!」
と煽り始めて。
それから三曲目の残が始まったんだけど
「首落とせ!」
とかそんな事を言ってたよね。
暴れすぎて覚えてないけど。
目の前の友達も結んでた髪をほどいて、
臨戦体制に入ったのがカッコよかったわ。
曲に合わせて大ヘドバン大会が始まって、
誰のかわからない髪が背中に当たりまくって、
こういうの久しぶりだなぁ…
としみじみ思ったわ。
でも、昔よりも一体感はない感じがするね。
それぞれ好き勝手にやってるというか。
まぁいいけど。
途中の手拍子のところは、
もう悟りを開いたので一緒に手拍子してます。
楽しくはないけど、
流れに合わせるというか。
変に目立って叩かれたりしても嫌だしね。
でもそれ以外のとこで暴れるからいいんです。
全員が暴れまくって残が終わり、
四曲目だからSUSTAIN〜?と考えてたら、
「お前らの溜まってるもん、
全部ぶつけてこい!」
はぁ?SUSTAIN〜ってそんな曲でしたっけ…
と考えてたら、
なんと業が始まって、
心底びっくりしたわ。
初日にやるのか!って。
京くんは
「こっち見てんじゃねえ!」
とも言ってたんだけど、
私も友達もお友達さんもそれどころじゃなく暴れまくりww
間奏なんてずっとヘドバンしてたから、
ステージで何があったか全然わかりませんww
髪がもさもさになって業が終わり、
京くんがたたみかけるように
「新宿!」
と煽り始めて。
「明日の事なんて知らねぇ!」
「いけんのか!」
「まだ首が残ってんじゃねえか!」
などど煽り倒してきて、
大声で応えるフロア。
明日の事なんて〜には爆笑したわww
いや全くその通りよ。
「お前らもDIR EN GREYの一部だろうが!」
と、いつ聞いても胸が熱くなる煽りからの、
「ラスト!」
で始まった最後の曲は激闇。
同時にステージ後方のスクリーンに、
ツアータイトルが映し出されて。
あれ本当に感動的だなぁ。
曲が始まると、
乞われなくても勝手に歌う虜たち。
その後に辺り一面ヘドバン大会に突入。
いや、自分もヘドバンしてるんだけど、
たまに顔を上げると凄い風景だったから。
いつもだったら皆様前に出てきたりするけど、
ステージが狭いからそうもいかなくて。
でもエンディングのとこで、
敏弥がくるくる回ってるのは見えたよ。
それをチラッと横目で確認する薫。
ぶつからないやろな、
みたいな確認かしらww
曲が終わると大歓声と拍手が起きて、
敏弥も薫も愛機を高く掲げて。
本編でもやってたけど、
ギターバキュンもやってたね。
ライブ中はずっとオラオラしてて、
強面さんで終わるのかなぁと思ってたら、
最後の最後にふわっと笑ってて。
いつもはニヤニヤって笑ってるので、
あんな風にふわっと、
ほどけるように笑うのは久しぶりに見た気がして、
楽しんでくれてたらいいなと思ったよ。
それから物投げタイムに入ったんだけど、
最初は薫が次から次へとペットボトルを持ってきて、
シモテ民を水攻めにしててww
全部で三本かな?
もうびちゃびちゃになりましたわ。
それから敏弥や堕威くんが来てくれて、
ピックをポイポイしてたんだけど、
お立ち台ではやもちゃんはクールにスティックを四本投げて、
じゃ!と手を挙げて去って行って。
ありがとうございました。
京くんは水を口に含んでは吐き出してたらしいんだけど、
私が見た時はタオルを顔にあてて、
ゴシゴシぬぐってからぽいっと。
それからにこにこしながら踊りまくって、
フンッ!と去って行きました。
可愛い…ありがとうございました。
敏弥はお立ち台に上がると、
それに気づいた皆さんの大歓声を浴び、
それから徐にドレスの裾を持ち上げると、
ぶわさっ!と魅惑の脚線美を晒してご挨拶。
フロアからは一斉に
「フゥ〜!」
みたいな大歓声が起きて(▼∀`)
ニコニコしながらお立ち台を降りた敏弥は…
降りた時のドレスの後側が湿ってるのか、
もしゃもしゃになってて、
どんだけ暴れたんだと思っちゃったけど…
タオルを持ってきてそっと投げ、
それから挨拶をして去って行きました。
お疲れ様でした。
薫はセンター辺りで投げたピックが行方不明になってしまい、
お立ち台の前まで出てきてしゃがんで探したものの、
見つけられなかったみたいで。
お立ち台の前に回ったとこまでは見てたけど、
突然視界からいなくなったから、
何やってるんだろうと思ってたら…。
その間に堕威くんは助走をつけてタオルを投げ、
それがフロアの後方まで飛んでって、
大歓声が起きてたよ。
それから手を挙げて挨拶して、
満足そうに去っていきました。
ありがとうございました。
残された薫もタオルを投げて、
オラオラと身体を揺らしながらセンター方向に歩いて行って、
じゃ!と、手を挙げて去って行きました。
ありがとうございました。
ステージに誰もいなくなると、
場内がスーッと明るくなり、
ダブルアンコを求める声も一瞬上がったんだけど、
終演を告げるアナウンスが始まると、
すぐに止んでしまったの。
諦めがいいのね。
一斉に移動が始まったんだけど、
私たちのすぐ後ろで二人で床を探してて、
「何?」
って敏弥虜の知り合いに聞いたら、
「もめてる」
とのこと。
「タオルだったら半分こにしなさいよ」
「ピックなんだって」
「先に掴んだ人の勝ちでしょうが」
って言ってたら、
どうやら女子が勝ったらしく大喜びしてたの。
負けたメンズさんはガッカリしてたんだけど、
どうやら本当はメンズさんが取って、
それを女子が取ろうとしてもめたらしい。
何とまぁ…。
「いつまでも見てると巻き込まれるから行こう」
と後ろに歩き始めたんだけど、
何せドアが二つしかないので、
なかなか後ろに進まなくて。
それが21:05でした。
おまけにお友達さんが
「高林さんと喋りたい」
なんて言い出したの。
セクは終演後にもいたけど、
高林くんはいないよと思ったけど、
言い出したら聞かないのでPAさんエリアに行ったりして。
まぁ当然いませんでした。
それから階段を上がって上へ。
ライブ後に地下四階から階段で上がるのってやだね。
うんざりしたわ。
最初にチケットをもぎったところまで戻ると、
ビニール袋に入ったフライヤーの束を渡されたんだけど、
中にキラキラのステッカーが入っててね。
何だろうと思ったら、
追加公演はオンラインの待ち受けが無いので、
その代わりなんだって。
へえ〜。
お友達さんは他の方と待ち合わせがあるとのことで、
そこでお別れ。
ジナスは欠席なので、
次は秋のツアーだそうです。
ワンマンしか来ないっていう人、
結構いるんだよね…。
入場時よりも少し強くなった雨の中を、
たくさんの虜さんと一緒に駅に向かいました。
皆さんお疲れ様でした。
そんな新宿初日でした。
見づらいだの縦長だの評判のよくない会場だったけど、
どこに行けば見えるor見えないというのもわかったし、
そんなに悪くないと思ったよ。
ただ、階段の上り下りは嫌だけど。
お友達さんが
「何か起きて逃げなきゃならない時に死ぬしかない」
って言ってたけど、
本当にそうだと思う。
他にも脱出口があるのかしら…。
あと、やっぱりホールとは随分お客さんの様子が違うなぁ、と。
ライブハウスとホールで差をつける事ないのにね。
まあライブハウスでも最近大人しくしてる方が多いから、
そういう風潮になりつつあるのかもしれないけど。
あと、つぶやきを見てると、
自分の言葉でつぶやいてる方が少ないね。
本当にそう思ったのかな、
誰かがそうつぶやいたのを転載してない?
って思ってしまうくらい、
同じ様な言い回しをしてる方が多い。
それがひいては
「皆が暴れないなら私も暴れない」
「皆が歌わないなら私も歌わない」
みたいな、
周りに判断を任せる風潮になってるんじゃないのかな。
もっと自分の意見を言ったりやったりしていいんだよ。
自分の人生でしょ?
ちょっと話がずれたけど、
そんな事も思ったよ。
今日は1300番台の最初の方なので、
昨日ほど前に行けるかどうか…。
昨日と同じとこを目指すけど、
無理そうだったら二柵のすぐ後ろ辺りにしようかな。
それより後ろにはいないつもりです。
では、今日参戦される皆様、
よろしくお願いします(▼∀`)