昨日の透析は久しぶりにしんどかった…
途中から背中やシャント肢でない方の左腕が痛くなってきて、首や肩もバキバキ
終わってからは倦怠感が酷くて歩くのもツラく、動悸もしていたので公共のバスでの帰宅は諦めて、タクシーで帰ることにしました。
タクシーの中で冷や汗が出てきて、これは本格的にヤバいぞ〜
と思いながら帰ってきました。
こんなにしんどかったのは久しぶり。
ここ1年半くらいは落ち着いていたし、多少しんどい日があったとしてもバスに乗って帰れていた。
なんだか、血液透析を始めて最初の2年くらいのしんどかった時期を思い出しました。
あの頃はシャントに悩まされていたし、透析中に血圧もどんどん高くなって動悸が酷くて苦しくて、今から思えばかなりしんどかったな…
今は毎日元気に過ごしていますが、時にこんな日があるのが透析患者の宿命ですかね…
今日もあまり体調は良くありません。
そんな私の心の栄養が、今月11日にYouTubeに公開された、
BE:FIRST『Gifted.-Orchestra ver.-』です。
オーケストラの重厚な音と、BE:FIRST7人の美しい声が織りなす至極の音楽。
これ本当に見て聴いてほしい!
SONYの立体音響なので、イヤホンかヘッドホン推奨です。
すんごい音が良いです
世界最高峰のシンフォニーホールと名高いミューザ川崎で、70本のマイクを使って収録したそう。
照明やカメラワーク、映像の美しさも素晴らしくて、作品としての完成度が非常に高い。
そして何より、心に響く
私はジュノンくんが『We Just Gifted!』って力強く歌うところで毎回泣きそうになります
ジュノンくんの美しく強い意志を感じさせる歌声が大好きで、ライブでも泣いてしまうくらい。
最初のオケの音から鳥肌がたちました
そして歌い出しのリュウヘイくんからパーフェクトです。
オケの音に合わせてなのか、皆いつもより厳かに柔らかく歌っている印象。
それでね…
まさかの
踊るんかいっ
ていう驚き。
確かに普段から踊りながら歌う人達なんですけど、オケに合わせてシンフォニーホールで踊りながら歌ったボイグルって前例あるんかな
知らんけど。
冷静に歌い繋いでいるんですが、ラスサビに向けてボルテージが上がっていく感じ、胸が高鳴ります。
レオくんからのパスを空中で受け取って、ソウタくんが前に出てくるところで最高潮にグッときて、熱いものが込み上げてくる
見終わったら放心状態
これ、海外のYouTuberさん達が結構取り上げてくれていて、見終わったあとに涙する人が続出してました
言語の壁があるはずなのに、そんなこと関係なく音楽で世界の人に想いを届けられるBE:FIRSTって、真のアーティストなんだなって感動しました。
オーケストラの方々の演奏も本当に素晴らしいです。
実はこの曲、2年4ヵ月前にリリースしたBE:FIRSTのデビュー曲なんです。
今回、新しいバージョンで再録したわけなんですが、こんな重厚な曲でデビューするボーイズグループはなかなかいないと思います。
当時は意外過ぎてビックリしました
今となってはこの曲以外はあり得ないですけど。
このGifted.、私にとって特別な曲なんです。
血液透析を始めて、色々うまくいってなかったあの頃の自分にとって、歌詞が救いになったというか…沁みたんですよね。
最初はBE:FIRSTの7人がGifted.な存在で、僕達は天賦の才がある…みたいな攻めた内容だと思いました。
実際、「どこを探したって僕ら以上はもう有り得ないでしょう」という歌詞がありますし。
でも何度か聴いてるうちに、
これは全ての人を肯定している曲だ
と気付いたんですよね。
We All Gifted.
人は生まれながらに、誰もが尊い存在なんだと。
どんな人生を歩んでいても、頑張っているあなたは素晴らしい存在なんだと。
そういう意味がこもってるんじゃないか…と。
30代で透析になり、それまで出来ていたことが出来なくなったり、制限のある生活を強いられるようになって。
絶望とまではいかなくても人生を諦めていたし、自分は社会のお荷物だと卑下していました。
生きてる意味あるのかなぁ…なんて思ったり。
でも、生きていることが尊いんだと、こんな身体の私ですらも肯定された気持ちになって救われたんですよね。
上手く言えないけど、閉じかけていた世界が開いた気がしました。
私の人生の傍らに常に置いて、生涯聴き続けたい大切な曲です
今回、オーケストラバージョンを出してくれて、本当に嬉しかった。
このタイミングで配信した意味。
色々伏線があると思うんですが、BE:FIRST第2章の始まりを予感させます。
今年は世界に向かって飛び立つんだろうな