昨日のアメンバー限定の続きを書くつもりでしたが、今日は思いがけない出来事があったので、昨日の続きはまた明日以降にさせていただきます。
今朝の透析は、穿刺がいつも担当してくださる技士さんではなく、珍しく透析室のセンター長が刺してくださることに。
特に担当が決まってるわけじゃないらしいけど、だいたい皆さん毎日同じ患者さんを刺してる
センター長は、私のシャントをいつも気にかけてくださってます。
今日も念入りに確認しながら刺してくださいました。
で、やっぱりシャント音おかしいよねって話していて、ちょっと前にしたとこやけど、またエコーしてみましょうか…ということになりました。
シャント音がおかしいのは、結構ずっとなんですけど、最近、自分でも気になっていたのは、スリルが感じられないということ。
以前は二の腕内側を触ると、ザーザー振れてるのがわかったんですが、近頃はわかりにくくなっていました。
透析しながらエコーしてもらいました。
センター長の見解は
センター長といっても私よりずっと年下…多分30代
上腕の吻合部の静脈部分はほとんど流れてない。
もともと細かったから、いずれ流れなくなるのは予想通りなんやけど、別の血管に流れこんでるものの流量が下がってる。
かなり狭くなってるところがあるけど、今のところエラーも鳴らないし透析はちゃんとできてる。
でも、先々のこと考えると、造影して流れを見た方がいいと思う。
造影剤入れて逆流とかしなかったら大丈夫やけど、もしダメそうならバルーンで拡張かなぁ。
ということでした。
やはり、一筋縄ではいかない私のシャント。
N先生も、この前の診察で
このまま狭窄音続くなら、一度バルーンで拡張した方がいいかもね。
と言われてたので、やっぱりか…という感じでした。
センター長がN先生に相談してくださった結果、造影した方がいいということになり、今日の先生の外来終了後にやることになりました。
造影検査、7回目の手術の前に受けたので、今回二度目です。
こんなにN先生の手を煩わす患者は私くらいのものです…
2時頃に外来きて〜ということで、お昼を食べてから向かいました。
造影で使うために針1本を腕に残したまま、テープとネットで固定して
N先生は
まなおさん、急なことでビックリしたでしょ。
でも、詰まってしまったら手術しかないし、そうなる前にやっときましょう。
造影で問題なかったらいいけど、多分バルーン入れて拡張もすることになると思います。
ということで、血管拡張(PTAって言うんですかね)することになりました。
痛いアレですよ。
私はシャント手術中に何度もしています。死ぬほど痛かったです。
外来の裏にある造影検査室は、検査台が高くて乗りにくいのです。
この台に乗るのも2回目だなぁ…と思いながら、検査着に着替えて乗りました。
助手?の若い医師がスタンバッていました。
この医師、前回の造影の時もいました。
ど新人でしたが、今回は医師らしくなっていましたw
身体をブルーの紙に覆われます。
このブルーの紙に覆われるのも何回目だろうか。
まなおさん、ちょっと顔の上に紙被さりますけど、ごめんなさいね。
気がついたらセンター長も来てくれていて、造影検査が始まりました。
映像を見て、センター長がN先生に流れの説明をしてくれてました。
なんや色んなとこに流れて返ってんねんな。
複雑な流れやなぁ。
狭いとこあるし、バルーン入れよか。
麻酔の注射をして、バルーンを入れるために太い針に入れかえました。
麻酔、痛いです
手術で、バルーンを入れて膨らまして血栓を掻き出す…ということを何度かしたのですが、死ぬかと思うくらい痛かったので、今回も覚悟したのですが、ほとんど痛くなかったです。
ちょっと拍子抜けするくらいに。
人工血管部分は、痛みは感じません。
自己血管との繋ぎ目がちょっと痛かったくらい。
でもN先生は何度も
まなおさん、今痛いですか?大丈夫?
我慢ならん?
と聞きながらやってくださいました。
そういうところが、N先生はとても優しいです
2〜3度バルーンを膨らませて、無事に血管拡張されました。
激しい音してるわ。
今まで聞いた中で、1番よく流れてる音してる。
と、N先生とセンター長のお墨付きをもらいました
予定外に血管拡張することになりましたが、無事に広がり狭窄音もしなくなり、一安心です。
たまたま穿刺をセンター長がしてくださったおかげで、閉塞する前に対処できました。
センター長に感謝。
そしてN先生にも感謝。
いつも仕事を増やしてごめんなさい…