「役に立たない私は意味がない」


そんなふうに
思ってしまう瞬間って
ありませんか。

誰かの役に立てたとき。
「ありがとう」と言われたとき。

そのときだけ
少し安心できる。

でも、

何もできなかった日。
誰の役にも立てなかった日。

その瞬間、

自分の存在まで
薄くなったような気がしてしまう。

「私は
ここにいていいのかな」

そんな感覚が
ふっと胸を通り過ぎることがあります。

でもね、

その感覚は
あなたの本当の価値ではありません。

もし
役に立つかどうかで
人の価値が決まるのなら、

赤ちゃんも
病気の人も
疲れている人も

みんな
意味のない存在になってしまいます。

そんなこと、
本当は誰も思っていません。

ただ、

「迷惑をかけるな」
「ちゃんとして」
「役に立ちなさい」

そんな言葉を
何度も聞いてきた記憶が、

体の奥に
残っているだけなんです。

だから、

役に立てない瞬間に
反射のように浮かぶ。

「私は意味がない」

でも、

役に立たなくても
あなたは消えません。

意味がなくなることもありません。

人の価値は
役割で決まるものではないからです。

ここにいること。
呼吸していること。
今日も生きていること。

それだけで
もう十分なんです。

もし

「役に立たない私は意味がない」

そんな声が
心に浮かんできたら

その言葉を
ほんの少しだけ
疑ってみてください。

それは

あなたの本当の声ではなくて

昔どこかで覚えた
「条件付きの価値」が

まだ残っているだけ
なのかもしれません。


役に立たない日があっても
あなたの価値は
なくなりません。

保存して
疲れた日に
読み返してください。

彩空より