昨日の5月8日は、抗がん剤の投与日でした。
前回は4月に入れて、本当なら5月1日が次の治療日でしたが、
GWに旅行に万全で行きたいという、
わたしの我がままというか、希望に応じてもらって昨日にしました。
【8:20】
自宅を車で出発しました。
車の中では、モンチッチ頭で何もかぶらずにいます(*≧∀≦*)
初夏の風を頭にかぶりながら・・・病院まで憂鬱な気分で向かいます。
【9:15】
産婦人科にて受付をしました。
丸山ワクチンと化学療法のカードを診察券にくっつけます。
【9:50】
採血室にて、化学療法の人は≪特別:至急≫のカードがついているので、
一般の人は40分待ちのところ、5分で呼ばれました。
GWのあとなので、混雑がものすごいと感じました。
採血も失敗なく、採尿も必要量の25mlを取ることができました。
採血結果があがってくるまで1時間です。
【10:20】
産婦人科の待合室に戻ると、いつものメンバー発見!!
Sさん、Mさん、Tさん、みんなおハゲ&抗がん剤組。
主治医が同じだから、連番状態で呼ばれます。
GWの話や食事の話、弾性ストッキングを見せ合ったり、
髪がどのくらい伸びたかチラ見しあったり(*´∀`*)
初診の患者さんがみたら、不思議な光景なんだろうな。
【11:50】
採血結果待ちも、GWの影響か・・・長かったです。
白血球: 3.2 L
赤血球: 3.31 L
ヘモグロビン: 9.8 L
NEUTRO: 80.5% H
クレアチニン: 0.95 H
【白血球(WBC)】
基準値(/μl) 男女-4000~9000
※単位が〈1000/μl〉で表記されていると、
4.0~9.0が正常値となる
【好中球(Neut N T-Neu St Seg)】
基準値(%) 男女-35~70
これを計算してみると・・・、
白血球×1000=白血球数=A
(例 2.2×1000=2200)
好中球の割合=B
(例 51%)
A×B÷100=好中球数
(例 2200×51÷100=1122)
他の白血球(リンパ球、好酸球、好塩基球)も%(割合)で表記されていれば、
この計算の方法でそれぞれの個数がわかるということです。
白血球数×○○球の割合÷100=白血球分画
今日の好中球数は2576個なので、化学療法OKです。
旅行中、トマトジュース状の血尿が1日半出続けて、
すんごく不安だったけど・・・
やっぱり血液成分が低かったからですね。
左腎の水腎症が確認されてから、クレアチニンも上昇中。
いつステント留置術に踏み込んでもいいらしいが、、、
痛みのコントロールができているうちは維持しようと思います。
嬉しいことに♪SCC腫瘍マーカーが下降しています。
まだまだ正常範囲の十倍以上ありますが・・・
放射線の効果は大きいのではないかと思います。
可能ならカンプト単剤の濃度を上げて効果を上げていこうと
いう話も聞くことが出来ました。
シスプラチンとの二剤が出来ない今、
私の身体に効果がある、残された治療法もわずかです。
この後は、産婦人科で主治医からルートを確保してもらいました。
今日の主治医は、ちょっとお疲れ気味でした。。。
午後もオペが入っている曜日だし、連休明けの待合室の
患者さんの人数を見ていれば・・・あたしでもため息でちゃいます。
「手の甲だったら1発で行ける自信がある、
腕もいけると思うけど、どうする?」と選ばせてくれました。
「じゃあ、先生のお好きな方で」な~んて言ってみました。
ちょっと痛かったけど、深さに角度に位置に問題なく、
逆血もスムーズに確認できましたので、目立つけどOKです☆
そのまま院内を移動しています。
【12:30】
外来化学療法センターに移動しました。
GWの影響がここでも・・・
空きベッドがないからと、13:30までお昼にどうぞ!と。
【12:30】
放射線外来にて、診察を受けました。
肺縦隔リンパ節の残りの3回6Gyの照射は見送ってもらっています。
30回-60Gyが標準照射だというけれど・・・
体内で受けられる最大値の線量が60Gyですが、
私は今、54Gyで止めてもらっています。
息苦しさと嚥下困難、放射線宿酔はずっとつづいているから、
正直、治療を最後まで完遂させようか迷っています。
1年半前の骨盤全照射&腔内照射で受けた直腸出血や膀胱内出血は
定期的な下血と血尿で影響がでているし・・・不安なのです。
肺縦隔リンパ節に転移巣があるとわかってから、
自分の中で肺転移への段階的進行についても飲み込みました。
喫煙経験者には、多く見られる転移傾向だということも
お仲間トークで5年生存の先輩が何人も見送っている話に
肺転移のことがあるのをしっかりと聞いていたので・・・
放射線の医者が教えてくれる前に知っていました。
今の段階でCTを撮っても肺は炎症反応との区別がつきにくいし、
これから縮小していく可能性もあるので、
早まって診断を決定するのは意味がないと思っています。
【13:10】
軽く昼食を済ませました。
気分が乗らないし、制吐剤イメンドカプセルを飲まなくてはいけないし、
全然、食事が入りませんでした。
玄米パンの美味しいサンドイッチでしたが・・・
一枚しか食べられませんでした。
【13:30】
化学療法センターにて治療開始。
吐き気止め、アレルギー止めを流し、
カンプト80mlを2時間半で点滴しています。
今日で抗がん剤治療も19回目を迎え、
相当量の化学物質が体内に蓄積していると思われます。
長くに影響を与えている副作用という症状があるのは否めません。
治療中も、前回の急変アレルギー症状からの不安や恐怖からか・・・
やや過呼吸になるところがあり、やや緊張しているみたいでした。
下痢症状もすぐにあり、2回ほどトイレに行っています。
途中、心配することもなく血圧も体温も安定していました。
少し30分程ですが、軽く居眠りしました。
他の患者さんがまばらになってきたので、
遠慮なく看護師さんとお話しができました。
初期治療から経過観察なく治療の連続だということ、
治療に明け暮れる日がもったいなくて歯がゆいこと、
体力も時間もお金も気力のあるうちにやりたいこと、
抗がん剤の止め時っていうのはどういう時期なのか、
・・・などなど、
愚痴半分&相談半分って感じで聞いてもらいました。
【16:10】
産婦人科にもどって、丸山ワクチンをお願いしました。
あいにく、外来看護師がいなかったために、
救急センターの窓口で対応してくれるということになりました。
自己負担の自由診療の皮下注射1本のために、
はっきり言って迷惑で申し訳ないな~と一旦は断りました。
でも、この病院は受け入れの窓口が広くて
時間はかかるけど柔軟な対応をしてくれるとこも気に入っています。
【16:30】
産婦人科外来から、婦人科病棟にいた主治医に連絡がいき、
まだ院内にいたため、わざわざ病棟から降りてきてくだいました。
一仕事を終えた疲れた感じでしたが、
充実感からか表情は明るかったです。
本当にありがたいことです。
主治医の顔を見てほっとできるということが
治療を終えたばかりの心身には、とても大事だとひしひしと感じます。
また、来週もちゃんと来なくちゃいけない、
吐き気やだるさや負けないで、
血尿や血便におびえないで治療を続けようと。
真剣にあたしのがんに対応してくださって、
弱気になって泣いちゃったけど・・・本当に感謝です。
「なにかあったら、〇曜日と〇曜日はいるから
予約なしでも来ていいからね!」と去り際のセリフ。
【16:40】
会計終了。
大変、疲れました。
もう、、、一日が終わりました。
家のことは何もできないまま、空が暗くなり始めています。
吐き気と腹部膨満感がもう現れています。
【18:50】
国道は帰宅ラッシュで渋滞に巻き込まれました。
こんなこともあろうと予想をしていたので、
子どもはファミリーサポーターの方の協力を借りてみてもらっています。
途中、買い物を済ませて、無事に帰宅しました。
外は真っ暗で、、、家の中も中途半端な状態です。
あっという間の一日でした。
終わります。