おはようございますヾ(@^▽^@)ノ

今朝は治療の負担もあってか6時起床です。
少し胃がムカムカ(-.-#)します…朝からダルく感じます。


昨日は抗がん剤を投与した日です。
まだ、24時間経過していません。

朝、無事に目が覚めることが何よりの安心感を感じます。

もし、目が覚めなかったら・・・そのまま眠るようにお別れをしたら、
こういうことは、抗がん剤治療のたびに考え、体調が悪い時にも頭をよぎります。

そう、昨夜も夜中、寝ている時に何回か看護師から声を掛けられました。
やっぱり、脈拍が極端に低下する除脈が現れているようです。
本人は、何の苦痛も違和感もないのですが・・・私の肩を一生懸命揺らして
「〇〇さん、わかりますか?!」とやられちゃうもんだから、
正直、熟眠はできていないのかもしれません。


この除脈がなければ、もっと積極的治療ができるのに・・・と思うのですが、
父親もペースメーカーを入れているので心疾患の遺伝的要素も考えてしまいます。

おまけに血圧が低い所もそっくりで、いつも100以下が最高血圧です。
動いたからと言って上がるものでもなく、体温を上げたからと言っていいものでもなく、
血圧や心拍数は、自分でコントロールがなかなか難しいんだと思いました。
バセドゥ病で動悸が激しくなったり、かと思えば除脈があったり・・・
運動時などの多い時で110回を超えることもある、
その反面、睡眠中は平均も60前後と少なくなり、除脈は40をきることもあるなんて。

色々と自分の体の本音が、だんだんと見えてくるようになったようです。
病気をする前までは、ただ自分の体を知らなかっただけで、
本当は無理ができる体ではなかったのかもしれない、なんて思うのです。





さて、食欲は相変わらずありません。
治療後は1~2日くらい、胃のムカムカが取れずにげっぷがしたり、
お通じも来ていないので、余計に腹部に膨満感があります。

漢方下剤のアローゼンを処方してもらい、昨夜、服用しましたが・・・効目なし。
点滴が取れている間は、廊下を往復したり、腰上げ運動をしたり、
蠕動運動が活発になるように刺激を与えているんだけど・・・薬の影響は強い。


午前は、輸液を1リットル×2本。
所要時間にしたら4~5時間。

その間に、丸山ワクチンSSMを皮下注。
放射線照射に呼ばれたら外来に移動。

カンプト単剤は、楽ちん。
蓄尿もなければ、点滴も2日目で終わるのだもの。
それだけ、腎毒性などの副作用も少ないってこと。





今日もたくさんの人とお話ししようと思います。
色んな情報交換をして、励ましあって元気を分け合うのです。

再発できている「30代」は私ひとりだけ、他はみんな年上。
「若いねぇ。」「そんなに若かったんだ。」「元気があふれているね。」
会う人全員が、私の若さと元気さを印象に持ってくださいます。

嬉しい反面、母と子のような年齢差に、複雑な気持ちになります。
あと2倍生きないと、この表情は出せないのかな。。。
60代って簡単になれるとおもっていたのに、ひどく遠くにあるもんだな。
同じステージで同じ癌でも、年齢による細胞分裂の速度が大きく違うと実感させられます。

他の20~30代は、子宮や卵管や卵巣の摘出術。
手術のあとの病理検査が、一番の正念場かもしれないことなど・・・
繰り返し手術をしている人の生の声も、今回は聞くことができました。


放射線治療は追加したらいいのか、髪の毛の抜けない抗がん剤はあるのか、
とにかくみんな、切っても取っても「再発」ってキーワードが抜けないのです。
あたしみたいに、現実が「再発治療」ならわかるんだけど・・・
なんか、とってももったいないような気がして仕方がありません。
でも、その気持ちも十分にわかるからお話を聞かずにはいられません。

追加治療で抗がん剤を使うことで、脱毛への不安があることなど、
ウイッグの紹介したり、試着会をしたり、とにかく楽しく笑っているうちに、
不安や悩みが生きる希望に変わっていた、って感じてもらえるようにいたいです。



お話をするって素敵なことです。
言葉を交わしていくうちに、だんだんと吐き気が遠のいて行っています。
無理はできませんが、人の笑顔は素敵ですね。

病院は一般社会よりも、笑顔と思いやりがあふれたオアシスです。