2026・3月 乳癌発覚 非浸潤小葉ガン と告げられました
早期発見で良かった!と思いきや
医師から告げられたのは、『右胸全摘』でした
選択の余地はなく、全摘一択
ケロイド体質なので、胸元に大きな傷跡がついて
それがケロイド化した時のことを考えると
とても恐ろしいものがありますが
(若い時、ホクロが巨大化してきて痛かったりしたので、皮膚科で取ってもらい
メラノーマではないかどうか検査に出して貰ったことがある。
その傷跡がケロイド化し、どんどん広がり、今も痛かったり痒かったりする。)
せっかく早期発見できたガンです
さっさと取ってしまいましょう!
と
ガンを告げられた瞬間に脳内で1人会議
一緒に宣告を聞いていた横にいる夫と顔を合わせ
「手術します」
と二つ返事したのを覚えている
そうしてあれよあれよという間に手術日程が決まった
1ヶ月後
すぐに手術してもらえてラッキーだ
非浸潤が浸潤ガンになる前に取ってしまいたいから
他に転移する前に取ってしまいたいから
私はまだ50歳
息子も不登校の中2
長男もこれから大学院
まだまだ長生きせねばならないのですよ
やりたい事もたくさんある
という事で
あっという間に手術日が訪れ
手術は終わった
入院して手術まで記録はこちら
そうして術後2日目
痛みも無く傷跡も良好
ただテープに肌が負けてしまい痒いのなんの
一箇所水膨れになって破れてしまったようだ
優しい若い看護師さんがすぐに対処してくれ保護テープが貼られた
術後2日目の朝6:00前
看護師さんが傷跡を圧迫していた大きなガーゼを剥がしにきた
やっとテープの痒みから解放される‼️
いよいよ傷跡との対面だ
ガーゼを剥がしたのちに、こんな感じになってますが見れますか?
と看護師さんが言ってくれ、私は傷跡を覗き込む
思ったよりも傷は大きく無くえぐれてもいなかった
綺麗な平面になっていた
胸から腋のリンパまでひと繋ぎに傷がある?
不思議な感覚だ
看護師が去ったあと洗面所に行き鏡でしかと確認した
思ったほど悪くない
けども残った左胸とのアンバランスは半端ない
脇の贅肉は残っているが胸が綺麗に無くなっているので
姿勢によってはかなりえぐれて見えるかも・・・
うん。
やっぱりエグい
決して綺麗なもんじゃ無い
これがわたしの新しい身体となる
でも、なんだか進撃の巨人に出てくる無垢の巨人みたいだぞ
ある意味面白い
私はありのままの術後の姿をすんなりと受け入れた
傷は胸と腋の二箇所に分かれているようだ
だいぶん内出血している
身体の重さも左右違う
再建するつもりだがどうなるかわからない
ケロイドだけはならぬよう願うばかりだ
あとで夫に写真送ってあげよ〜
となぜか武勇伝のように心がはしゃぐバカな50歳
若かったら相当ショックだろうに
私はもうこの年なのでショックが無いのかも
それとも人それぞれかな
と書いていたら夫からLINEがきた
どうやら次男がずっと行けていなかった部活の土曜日練習に参加する気になったらしい
珍しく朝7時だというのに起きていた
びっくり
何があったのだ・・・
薬が効いてきた?
行く気になって良かった
息子の不登校についてはこちら
私は今まで大きな勘違いをしてきた
初期ガン、特に乳がんは早期発見の転移無しなら
そこだけ手術で取り除けば良いものだと思っていた
ところが、私のように腫瘍がたとえ0.8cmでも
周りに前癌状態の細胞があったり、乳頭に近い場所だったりすると
全摘手術になるようだ
勉強になった
写真を記念に撮ろうと改めて鏡越しに傷跡と対面
えぐれてるな・・・
結構グロいな・・・
という印象
これはちょっと痩せて脇肉減らさないと
かなり不恰好だぞ
じわじわと実感が湧いてきた
術後3日目
恐ろしく元気でピンピンしとる
傷口もさらに痛みがひき、手術したのを忘れそうなほどだ
内出血もだいぶ引いてきて、ドレーンから出るのも血液から薄い色へと変わってきた
人間の身体って凄い
切り刻んでも、数日で細胞を作り替え回復していく
なんと素晴らしい作りなんだ、と感動する
「はたらく細胞」みたいに色々な細胞たちの攻防が私の体の中で行われているんだろうな・・・
と想像してしまった
夜もぐっすり寝られ、いつもなら睡眠時間6時間なのでその時間には一度目が覚めてしまい、
二度寝するくらいだ
窓がうっすら明るくなりかけた頃に目覚めるので、
明るくなるまで見届けようかと窓の外を見ているのだが、
いつもそのうちまた寝てしまう
気づくと外は明るくなってしまっている
週末で一般患者さんが外来にいないチャンスで
外来を通っていかなければならないコインランドリーまで洗濯に行く
近くの院内コンビニで水やお茶、タンパク源をゲット
(病院のご飯はどうもタンパク質が少なめ)
暇すぎるのでお絵描きに使うペンとメモ帳もゲットした
そして癒しのコーヒー☕︎
何度か洗濯と買い物で行き来して歩けたのが嬉しかった
歩かないとなんだか身体が腐ってしまいそうだ
時間をあまりに持て余しそうなので
今日は<進撃の巨人>の映画版アニメを観ることにした
実は、冬に次男と共に見始めた進撃の巨人
2人でどハマりしてしまい数日でイッキ見したのである
見終わったあと、2人で色々と考察したりして
で、映画版もあることを知り、いつか見ようと思っていたのだ
こんなに時間があるチャンスはまたとない
一日中、進撃の巨人を観て過ごした
ガン手術後の私に幾つかのセリフがとっても刺さってきたので
それについてはまた後日したためたい
そうして術後3日目は進撃の巨人のおかげで暇せずに終わった
これは、明日からまた進撃の巨人のアニメ版をリピート決定だな
と目論みつつ日を終えた
術後4日目
朝6時起床
やはり9時に就寝、6時間後の3時過ぎには目が覚めてしまい、また空が明るくなるのを見届けようとするも、
途中で二度寝してしまうという・・・
今日は天気が良い
気持ち良さそうな外の景色を見ると、外に出られない自分が悔しくなる
きっと、重病で病院生活を余儀なくさせられている、特に若い人たちは、
相当な心痛を感じているのだろうな・・・と何もしてあげられない自分の無力さ、
世の中の無惨さに心が痛む
息子は不登校でも元気だし、外にも出られる
感謝して自分の命を大切に生きねばならない
私もだ
先生の回診
明後日、退院で良いんだもんね
明日、管を抜くからね
と、退院OKを
いただいた
ちょうど入院から1週間で退院出来そうだ!
やった!
不登校の次男は、今日が始業式
さすがに始業式は最初から登校したい
と前から言っていたが、気持ちは変わらなかったようで
朝から登校するようだ
以前は次の日学校へ行くと思っただけで、寝る時に緊張してしまい、
熟睡出来ずに朝には体調不良
という事がほとんどだったのだが
昨夜も3時間くらいしか寝てないけど緊張は無かった
と本人
朝もしっかり起きて、電話した時には朝食中だった
私が家にいないという通常とは違う環境になったので
息子も少々心境に変化でもあったのだろうか
始業式というまずいタイミングで私の入院が決まってしまい
可哀想だったかな、と心配していたのだが、
どうやらプラスに働いたのかもしれない
退院も決まった事だし、今日から退院まで、
進撃の巨人の2周目鑑賞する事にしようと思う
結局、1日中、アニメ進撃の巨人に没頭して過ごした
2度目なので、結末を知った上での鑑賞
どんなところでどんな風に伏線が張られていたのか、探りながら観る
そうか!
ここでこんな風にこんなに馴染ませてこのヒントを言わせていたのか!
などと、昨年、大学で学んだシナリオ演習にも繋がる学びがある
大学で映像科で学んでいるのだが
それには映像に関わるあらゆるジャンルの学びが含まれている訳で
こうして学んだ上で映画やアニメ、ドラマ、お笑い、いろんな映像で実際に見て学びが活きてくる
改めて、『進撃の巨人』は名作中の名作だな、と思う
進撃の巨人についての話もいつか書いてみたい
術後5日目
今日は雨降りだ
ヒカキンのYoutubeテーマソングが頭の中で流れる
明日の退院が決まったので、今日はドレーン(手術跡からの排液を流すチューブ)が取れる
やっとこの厄介なチューブとおさらば出来る
毎日朝方、起床前に看護師さんが溜まった排液を容器から捨ててくれていた
昨日1日で溜まった液は200mlくらい
貯めるバッグにメモリが付いている
最初の頃は思いっきり血液が流れ出ていたのが
だんだんと色が薄くなり透明感のある液体となる
どうやらこの透明な液に変わるのが順調に回復している目安らしい
胸の傷跡の下から腹部にかけてチューブがあり、テープで固定してある
手術した場所から少し下から新たに穴を開けチューブを出し排液している形になる
中がどうなっているのかわからないが、動く時に外してしまわないかと気を使う
移動する時は必ずドレーンのバッグを肩に下げ移動するし
下半身シャワーの時もシャンプーの時もぶら下げている
近くに置いたりぶら下げたりもするが、とにかく外れないように、
絶妙な距離と動き方をしなければならない
これが取れれば、本当に自由だ
普通に動けるようになる
良かった
解放だ
昨日、不登校中2になった次男と電話した
始業式、無事に朝から登校し、最後まで学校で過ごせたようだ
担任の先生や新任の先生とも無事顔合わせをでき、ホッとしたようだ
私がいない間に、彼はずいぶんと色々と考えていたようで、進学のために焦りもあるように感じた
また、新学期になったのを機に頑張りすぎて燃え尽きてしまわぬよう、
上手にバランスをとりながら過ごす術を身につけねばならない
明日には次男ともまた再会出来るので、共にじっくりと話し合いながら作戦会議だ
次男の話については、また別日に記そうと思う
とブログを書いていたら、朝6:30頃
主治医の先生に引きつられて、手術を担当してくれた若い先生達が数人
ドレーンを抜くために来てくれた
この先生達も、こうして経験を積んで、将来名医になるのかな
と期待しつつ、チューブを抜いてもらう
長男の同級生も医者を目指し医大に進んでいる子が何人もいる
そういう若い医師達には、勉強面を始め、いろんな努力が伴っているわけで
彼らのその医者になろうという立派な志と努力は報われるべきだ
そういう意味でも、私は若い医師に診てもらうことは嫌ではない
いつも、彼らの成長に協力するつもりで診てもらっている
今回の病院選びで、私は癌を初期発見してくれた主治医の病院を選んだが
ここは若い医師を育てる場でもある
親戚も夫も、そこで大丈夫か?と札幌市の有名な病院に行っては?
とちらっと言われたりもしたが、私はそう思わない
重症なら考えたかもしれないが
どんな名医でも初めての手術もあり、たくさんの経験を積んでこそ名医となった
私は長男の話を聞いて、医者を目指す若者達の苦労を知っている
その努力が報われて欲しい、これからの日本の医療を担う医者の卵たちに
是非とも頑張って欲しいと思っている
そんなわけで、この病院にお世話になった
ちゃんと主治医の監修の元
彼らは勤めを果たしてくれた
ありがとう
これからも皆さんを応援している
医者って、本当にどんなに頭が良くてもなれなくて、
息子のようにアンバランスな人間は絶対に無理なんだ
バランスよく全てをこなし
精神を制御し
タスクを効率よくこなす
いろんな能力が問われる
その上で、人格も慕われるものを持っていたらもう、完璧に近いだろう
本当に尊敬する
話が色々飛んでしまったが
そんなわけで、私はようやく自由の身だ‼️
かなり動きやすい!
床に落ちてしまった鼻かみティッシュもヒョイと拾い上げられるではないか
先ほどまでは、ドレーンの管をお尻で踏んでしまわぬよう
いちいち体勢を整えながら慎重に拾っていたのだから
夜もぐっすり寝られそうだ
寝ている時もドレーンを気にしながら数回目が覚めていたのだから
さて、何もせずに過ごせる入院最終日
今日も『進撃の巨人』ざんまいで過ごそう
術後6日目 退院日
長いようであっという間に過ぎた入院生活
今日、ようやく自宅に帰る事ができる
ドレーンが抜かれた後の傷跡を保護していた分厚いガーゼも外された
傷跡も良好のようだ
ドレーンが抜かれる時、実は身体からスポッと抜ける感じかな?
と想像していたのだが、ブスッと管を切った感じの感触だった
はて、傷跡にヒントはあるだろうか?とガーゼが取れた後を覗き込むと
T字の小さな切れ目が2つ並んでいた
なるほど。こんな風に切れ目を入れて管が通されていたのか
それならば、あの感触なのかもしれない、となんとなく納得した。
さて、朝ごはんまで2時間たっぷりある。
身支度を整え、進撃の巨人を観ながら朝食を待つ。
朝食後、退院出来るまで荷造りして待つ。
意外と早くに退室OKの連絡が来たのだが、迎えに来てくれる夫に連絡すると、
到着は遅くお昼頃になりそうだ。
このまま部屋で待っても良いが、なんだか落ち着かない。
11時ごろに1人で退室し、手術していない逆の手で重たい荷物を持ち、下へ降りた。
喫茶店があるので、コーヒーを飲みながら1時間ほど迎えを待った。
ここでも進撃の巨人を3話制覇した。
が、公共の場でオープンイヤー式のイヤホンはやはり音が聞きづらい。
↑↑この2タイプを愛用中なのだが
一つもセリフを逃さずにしっかりと聞き取りたい場合
公共の場だと周りの音にかき消されてしまい、難しい
普段、何気なく使用する分には外音を取り込めるのがとても便利なのだが・・・
結局、この時観た3話はセリフが心に入って来なかったので、また見返したいところではある
4月末に新しく出るshokzのOpenfit Proというのが、ノイズ低減機能があるらしい・・・
こちらに買い替えてしまいたいがお値段が結構します・・・
(shokz、着け心地もよく快適、音質も良いのでお勧めです)
迎えが来てから自宅まで約3時間
車に乗る時は、右胸を摘出しているので、左側の席だとシートベルトが傷跡を圧迫してしまう。
傷が落ち着くまで、右側に座るのが良いだろう。
運転は右側席なので問題なさそうだ。
左を手術した方は、シートベルト問題を解決する必要があるかもしれない。
家に着くと、少しばかり散らかっていたが、1週間、夫と息子が頑張ってくれた痕跡がみられる。
落ち着かないのでさっさと片付けをし、部屋を整えて、ソファに横になる。
ずっと動いていたり、座ったままでいると、リンパの辺りが熱を持ち、硬くなり、パンパンで痛くなる。
そうすると休憩の合図だ。
横になったり、腕を心臓より上に上げて、リンパの辺りが落ち着くのを待つ。
やはり、家は良いものだ。過ごしやすい。
今日から少しずつ、身体慣らしだ。
毎年、この時期に窓拭きなど家の大掃除をするのだが、今年はもう少し後にならないと出来なさそうだ。
そうそう、入院する時に庭に残っていた雪が、全部溶けていた。
庭に昨年秋に植えた宿根草と数ヶ月ぶりの対面だ。
どれも生き残っていてくれると良いが・・・
宿根草、雪解け後はすっかり姿を消してしまっているものもあるので、新芽が出てくるまでどうなるかわからない物も多い。
早く庭仕事、出来ると良いな。
秋植えの球根が幾つか花が咲いていた。
リンパを一つ取っているので、術後はこちらの手の傷や感染に気をつけるように、と言われた。
ばい菌が入ると、やはりリンパが減っている分、身体が対処しきれない事が増えるのだという。
ガーデニングの時は特に気を付けねば。
採血や血圧を測るのも、反対の腕でしてね、という事だった。
あ・・・大好きなマッサージチェアもしばらくはお預けか・・・
残念😢
帰宅後、下着問題をどうするか考えた。
手持ちのユニクロブラトップはゴムがドレーン傷痕にちょうど当たってしまう。
ナイトブラはホールド力が強過ぎて、まだパンパンで固く痛いリンパが圧迫されてしまいアウト。
新しく揃える必要がありそうだ。
という事で色々検索してグンゼの物を通販で購入してみた。
アンダーゴム無し、背中部分のホールドも無し、前側のみパッドが付いて若干のホールド力がある物。
そんなイメージで探してみた。
使用感が良ければまたレビューを載せる。
1週間後、抜糸のために通院
さらに3週間後、生検の結果が出る。
この度の初入院にして初手術、初ガン体験。
今後どうなるか、とりあえずは、しばらく安静にして回復したい。
まずは、久々の全身シャワーからだ!








