最近地震が多いですね。




先日初めて震度4を体験した娘は、
(おそらく過去にもあるが記憶にない)

地震が怖くて仕方がない、どうしたらいい?というので、

2人で考えてみました。


「ママはどうして平気なの?」

んー、
「怖くないことはないけれど、
震度6までは経験があるからかもしれない」

という話になりました。

 

 

そして、大事なのは、
心配しても起きるものは起きるから、
どうしたらいいか、想定して、

どう対処するかじゃないかな?という結論に。


そこで、実際の揺れを体験できる施設を検索。
東京にいくつかありましたが、
規模は小さいですが予約せずに体験できて、
普段の生活に近い様子で体験できるこちらの施設に決定!

 

 

行ってきました。

 

 

調べると、昔は科学館というだけに、

もっとたくさんの体験コーナーがあったようですが、
現在は少しの展示しか残っていませんでした。

 

しかし、地震体験と、煙体験、消火体験は本格的で

とても貴重な経験をさせていただきました。

 

 

体験その①

地震の揺れを体験

舞台のようなセットで、震度2〜7までの揺れを体験できます。

実際起きた、東日本大震災、神戸淡路大震災の揺れを

プログラミングで再現したものも体験させて頂きました。



実際の地震だと、収まったかと思ったら、
また大きく揺れるところなど、
地震の怖さを思い出す体験でした。

 

 

私は、震源地に限りなく近い震度6の経験があります。

この時は、比較的新しいビルにいて、

ものが倒れたり飛んできたりはありませんでした。
なので、

周りの方々もパニックになるようなことはなく、

比較的落ち着いて、対処することができました。

それより、その後の交通機関の麻痺などの影響が大きかったことが、

記憶に残っています。

 

 

そして、我が家は、
防災グッズ、水や非常食などの用意を一応してあります。


結構防災対策している方だと思っていたのですが、

今回の経験で、
揺れにたいして油断していたな…と思いました。

 

 

なぜなら、

震度6と7の違いは大きく、
実は、実際起きたら何もできないだろうな…と思ってしまいました。

 

 

そして、実際の震災では、

自宅で圧死された方が多いということを知り、

今自宅で震度7の揺れが来たら、

安全な場所がほとんどない!
という事に気がつきました。

 

 

怖がりな娘は、

揺れを体験する事で、

逆に、案外大丈夫と思ったようです。



そして、今すぐ対策しよう!

と、帰り道100均で防災グッズを購入して帰りました。


少しでも被害を抑えるために、
家電の下に貼ジェルを早速セットしました。

 

 

本棚につけるゴムもこれから対策します!

 

 

体験②

火災現場の煙について。

 

よく、身をかがめて早く逃げる!と聞いたことがあると思いますが、
煙を吸わないようにと聞いたことがありましたが、

 

その理由が、

火災の初めは一酸化炭素が発生するからなんだそうです。

一酸化炭素は軽いので、

上の方に溜まります。

 

なので、身をかがめて素早く脱出する。

 

 

火災が大きくなると、二酸化炭素が充満し、

二酸化炭素は重いので

下に貯まるそうなので、

この時点で身をかがめても意味はないそうで、
生存はかなり難しいそうです。

 

 

火災の始まりの時点でいかに素早く逃げるかが大事という事を教わりました。

そのためにも、

旅行先などでは、避難経路を確認することが大事だそうです。


そんなに手間のかかる事ではないですよね。
非常口誘導灯、

通路誘導灯のチェック意識したいと思いました。

 

 

 

③消火体験

消火器の扱い方について。

実は私初めてでした。

 

 

 

「火事だー!!」と知らせ、

ピンを抜くのは火の前に来てから

これ盲点だそうです。

慌てて、抜いて、

いざ火の前に来たら消火剤がなくなってしまった…

ということ多いらしいです。

 

 

そして火をめがけてより、
火の元、下の方を払うようにかけるのがコツだそうです!


そして、自力で消すのは、

初期消火。
炎が天井に届いていない場合
天井に届いている時は、

避難が優先だそうです。



一度聞けばなるほどと思う知識。
意外に知りませんよね。

 

 

不安が強く、怖がりな娘にとって、揺れの体験は、

膨らみすぎたイメージを現実に寄せてくれるものだったようです。

天地がひっくり返るくらいを想像していたそうです。

 

 

あまり恐怖心のなかった私にとっては、

逆に、揺れを体験しながら、

怖かっただろうな…

実際は何もできないかもしれない…と、

被災地の方々の思いを考えると、

心打つものもあり、

いい経験となりました。

 

 

体験された方の中には、

身内が被災していて、

どんな思いだったかを知る機会になりましたと

涙ぐむ方もいらっしゃるそうです。

 

 

どちらがいいか悪いかではなく、

実際現実に起きたら、

できるかどうかはわからないけれど、

知っておくことは、

可能性を1%でもあげると思いました。

 

 

「知識はお守り」
という事を改めて実感した体験でした。

 

 

ゴールデンウィークにホテルに泊まるので

早速娘と

避難経路チェックします🌟
 

 

体験が終わった後は、

敷地内の

滝野川公園で遊びました。

 

 

広々として、

ちょっとしたアスレチック、

巨大滑り台、

ブランコがあり、

木々に覆われた

中々素敵な公園でした😊

 

 

さらにさらに、

近隣には、渋沢栄一さんの邸宅があった

飛鳥山公園があります。

こちらはまたの機会にアップしますね😊