娘が1才のお誕生日に、大切な友人がプレゼントしてくれた、手編みのニット。

秋に旅したヨーロッパで、わざわざ糸やワッペンを探してくれて、それからせっせと編み編みしてくれていたことにも、感激。。ありがたい。。

入院生活を振り返ると、1才をお祝いできる日が無事に来たことが、本当に奇跡に思えてきます。


切迫早産で23週から長期入院となり、夢にまで見たマタニティライフ、私のやりたかったリストはひとつも叶わず、常に点滴、寝たきり。

「生まれてくる赤ちゃんに、おくるみ編みたい」と、編み物なんてしたこともない私の突然の思いつきに、
何度も病室に通って、糸も編み針も全て用意して、手取り足取り、教えてくれたのも彼女。
(おくるみは無事、完成して産後の退院時に娘をくるむことが叶いました✨)


オーガニックの糸の、やさしいぬくもりは、赤ちゃんの肌を心地よく包み、
娘もなんだか嬉しそう🎵
きっと、想いを込めて編んでくれた気持ちも、伝わるのだと思います。


プレママ、ママのためのヨガセラピーと共に、
これからmālie(マーリエ)でも、生まれてくる赤ちゃんのための手作りレッスンをと、ただ今あたためています。

編み編みしながらの、おしゃべりやお茶の時間も、ママにとっては貴重な、穏やかでリラックスできるひとときです。



↑注)女の子です、、、




切迫早産で入院したばかりの頃は、

不安や心配、薬の副作用、身体や気持ちもストレスいっぱい、、、

「何でこうなっちゃったの?」と、自分を責めて、赤ちゃんや家族に申し訳なくて、しくしく。。回りのママも、みんな自分と向き合っていました。

ママがストレスいっぱいだと、おなかの赤ちゃんにダイレクトに伝わる➡赤ちゃんも元気なくなり、おなかも張る、モニター付けると張りがいっぱい、点滴増える、、(ネガティブなこと考えて、胎教に悪いのにと自分をジャッジ)
それでまた、落ち込み、
罪悪感。。

自分ばっかり頑張ってるような、不公平を感じて、大好きなはずの夫に当たる、、
またまた、後から自己嫌悪。。

負のスパイラルに、しっかりはまりました。



それからしばらくして、「この入院は、私の身体やおなかの赤ちゃんからのギフトではないか?」と思える出会いや、気付きがたくさん訪れて、


私は今まで生きてきた人生を振り返ることができ、(ずっとバタバタ走り続けていました)

自分の身体や心を、もっといたわる必要があったこと、こんなに眠りたかったのだと知り、(入院中、ひたすら眠り、深呼吸し、心地好い瞑想を味わうことができました。)



命が宿るということ、赤ちゃんが生まれること、空に帰ることの意味が、少しずつ繋がり(私はずっと空に帰った赤ちゃんのことを手放せず、気付かぬうちに自責を繰り返していました)

自分との対話、夫との対話、おなかの赤ちゃんとの会話をじっくりして、


自分の思い描いたバースプランとは、真逆に近い妊娠、出産でしたが、


最高の出産だった!!


と今では、心底そう思えています。


今、切迫早産で入院されているママ。先の見えない入院生活、本当にお疲れ様です。不安や心配が湧いて当然だと思います。


どうせ寝たきり、じっとして過ごすのですから、もしよかったら、、、
ご自分の身体や心、赤ちゃんを「今、この瞬間」支えてくれている子宮にありがとうをいっぱい、伝えてあげてください。

離れることなく、ママと一緒にいて心臓を動かし、息をしてくれているおなかの赤ちゃんの力を信じてあげてください。

おなかの赤ちゃんは、小さいけれど、崇高な存在であり、神様のようなエネルギー。
守られ、抱き締められていたのは、私の方だった、、と振り返ると感じています。
最近娘とハグすると、
「この感覚、覚えてる」と懐かしいのです。

今日がママと赤ちゃんにとって、穏やかでやわらかな1日でありますように、
心からお祈り申し上げます。

最後まで、読んでいただき、ありがとうございました✨



時が満ちて、それぞれの赤ちゃんが、無事に、大好きなママとの「巡り会い」が叶いますように。


(思い出いっぱいの入院生活については、また少しずつ綴りたいと思います。)