スクリーンショットを撮っている途中で気分が悪くなってしまったので少し休んでいました
すると夫が目を覚ましてしまい私の所へやって来ました
「どーしたの、眠れないの?」
本当に優しい声で心配そうに私を覗き込んできます
でも携帯を見てしまった後ではそれも虚しいだけです
「私に隠してることあるよね?」
「何のこと?何もないよ」
夫は顔色ひとつ変えませんでした
「平気な顔して嘘をつくんだね。LINEで不倫相手とやり取りしているのを見たよ。不倫相手、先週○○(私の住んでいる町)まであなたに会いにきたんだね、気付かなかったよ…さらに来月会う約束まで進めていた」
夫は無言です
いつも都合が悪くなると黙ってしまうので本当にズルいです
「もう死にたいよ…どこまで私を苦しめればいいの?なんであの時私と生きていきたいなんて言ったの?」
もう怒鳴る気力もなくて…絞り出すような小さな声になっていました
今までもずっと苦しかったけど死にたいとは思わなかった…
けれど二度目の裏切りですべて忘れて楽になれたらどんなにいいかって考えてしまいました
ふと亡くなってしまったペットの顔が浮かびました
子供のできなかった私はペットが子供のような存在です
あの子に会いたい…
ペットの名前を涙を溢しながら呼びました
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