旦那の余命宣告の翌日
義母の入所してる特養から
息をもうしてない旨の連絡
認知症で近年は
ほぼ寝たきり
旦那と娘との三人で駆けつけた
個室に移動させられてた義母と対面
85歳
母親の顔を覗き込む旦那を見て
泣けた…
自身と重ね合わせてる姿やった
百姓一本でやってきた
口から先に生まれてきたような義母
どれだけ泣かされてきたか・・
でも
旦那より少しでも早く
先に逝って
長男としての最後の仕事を
成し遂げるよう
導いたと思った
水分しか受け付けなくなってる旦那
声もかすれてきて
聞き取り難くなってきてるが
気力振り絞り
泣きながら昨日
喪主代表挨拶も終えた
「お義母さん…
まだまだ息子連れに来んとってや」