国際通貨システムの体制転換―変動相場制批判再論
山下英次著
東洋経済新報社

度重なる経済・金融危機は国際通貨システムとの関係を抜きにして語ることはできない。過去の国際通貨システムを振り返り、現行変動相場制の問題点を検証することで、新しい国際通貨システムの設計を提案する。



第1章 19世紀ヨーロッパにおける3極通貨圏体制

第2章 国際金本位制と両大戦間期の国際通貨制度

第3章 ブレトンウッズ体制

第4章 現行変動為替相場制

第5章 ヨーロッパ域内通貨制度の経験と国際通貨制度変革への含意

第6章 新興市場国にとって望ましい為替相場制度

第7章 カレンシー・ボード制(CBA)

第8章 変動相場制の機能上の問題点

第9章 国際通貨システムの体制

転換に向けた提案



山下英次[ヤマシタエイジ]

1947年東京生まれ。1970年慶應義塾大学経済学部卒業、東京銀行に入行し、調査部・国際投資部・海外部などに勤務の後、1988年大阪市立大学へ移籍。同大学経済学部助教授を経て、同大学大学院経済学研究科教授。経済学博士号(2003年大阪市立大学)。東アジア共同体評議会(CEAC)有識者議員および(財)日本国際フォーラム(JFIR)政策委員。2003年ハンブルク大学国際問題研究所(IIA)客員フェロー、2008年欧州大学研究院(EUI)ロベール・シューマン高等研究所客員フェロー




参政党の松田学チャンネル

で、教授を発見。

著書、中身詰まりまくり。

興味深い論客だ。


BRICs共通通貨も、

アジア共通通貨もだが、

この本を読んで思ったのは、

もしトラ、トランプ復帰なら、

元々、金本位制論者をFRBに

次々と押し込もうとしてた、

トランプこそ、

脱ドル化防御策として、

ニクソンショックの逆。


つまり、ドルと金の兌換

復活を、やる可能性は

かなり有る様な気がする。