祥伝社新書
外交官が読み解くトランプ以後

高岡望 著

(2017/05発売)





トランプ大統領誕生には必然的要素があった。それは行き過ぎたグローバル化への反動であり、アメリカは現在100年に一度の転換点にある。そして、トランプ旋風はアメリカにとどまらず、ヨーロッパ、中東、アジアで迸発している。もはや二十世紀の常識は通用しない。これら歴史的大変動をわかりやすく解説、日本の選ぶべき道を示唆したのが本書である。著者はアメリカ、ヨーロッパ、中東の駐在経験と豊富な人脈を有し、前著でトランプ氏勝利を予測した外交官。トランプ以後の世界はどこへ向かうのか。ますますトランプ大統領のアメリカから目が離せない―。


第1章 トランプ旋風の本質
第2章 アメリカの転換点
第3章 ヨーロッパの不確かな未来
第4章 中東の混乱
第5章 アジアの激変
第6章 日本の選択



高岡望[タカオカノゾム]
前・ヒューストン総領事、現・中小企業基盤整備機構統括役。1959年、千葉県生まれ。1982年、東京大学教養学部国際関係論分科卒業後、外務省入省。オックスフォード大学留学後、在エジプト大使館、在ニューヨーク総領事館、外務省文化交流部人物交流課長、イタリア公使、法務省入国管理局登録管理官、スウェーデン公使、イラン公使、ヒューストン総領事を経て、現職。



これも、2017年の本。
先日の田原総一朗氏の著書
同様、恐ろしい程、正確な分析、
で、更に個別、詳細な分析、
言及が在る。。

日本の責任有る立場の
人達は、始めから全て
判っていた可能性大だなぁ。。

もしトラ、と言う軽々しく
聞こえる言葉に、
言いたい事、本当の事、
本当は、感極まる位
待ちわびてたのに、
冗談の様にしか言葉に
出来ない。
日本人、今は未だ、
戦後の日本人、の悲哀を
観てるような気がする。