先日、近くのスーパーで
1日限りの「創業記念日」なる催しをやっていました。
その日には色々な品物が結構安かったのですが…
特に目を引いたのは「ふくらぎ」「がんど」等の魚たち!
ふくらぎ 1匹 580円 がんど 1匹1 000円
普段より、相当安かったです。
横に並んでいた鮎は120円でした。
(鮎漁の解禁前だから、養殖でしょうけどね)
ぶりは成長にともなって次々と呼び名が変わる「出世魚」です。
こちらの富山ではおよそ一般的に次のようになります。
○ こずくら(春に生まれた稚魚0歳が成長し、
夏ごろの30cmくらいまでのもの)
○ ふくらぎ (こずくらが成長、秋ごろの40cmくらいまでのもの)
○ がんど (1年後の冬、60cmくらいまで)
○ がんど (2年後の冬、70~80cm くらい、
小型の「ぶり」とされることも)
○ 11月末、ぶり起こしの雷とともにやってくるのは…
お待たせ、ぶりです!
1メートル前後になっています。
「ぶり」は、「縁起物」「神聖なもの」「豊かさ」などのシンボルとして
- 古くより富山の文化・習慣・意識のなかに深く刻み込まれ、
- 単なる「食材」という枠をはるかに超えた富山の宝物なのです。
ところでその日、スーパーの売り場に並んだ「ふくらぎ」や「がんど」達
どうせなら、立派に出世して、「ぶり」になりたかったでしょうにねっ(爆)