あれ?
メールだ。
織田からだ。
織田『そちらはどうですか?』
何のんきなこと言ってるんだ。
こっちはそんなにのんきな状態じゃないのだ。
俺『ぼちぼちやってるよ。どうしたん?』
織田『いいえ、何でもありません。ただなんとなく』
なんだよ、一体。
変なやつだな。
んんんん?何か怪しいぞ。
ひょっとして、こいつ福岡に転勤なんじゃ?
え?もしかして、誰か辞めるとか?
ただ単に、それを俺が知らんだけかもしれん。
ああっ!そうか、清水さんかもしれん。
今朝、清水さんが今朝支店長と不自然な談笑をしていた。
おもむろに応接室から出てきて、妙に大声で笑ったりしてた。
あれ?そういうこと?
そういえば、土日月とこの前3連休とってた・・・。
しかも金曜日は遅刻してきたし・・・・。
え?そういうこと?
清水さんが・・・・。
清水さんはいい人だったのに。
テレビに詳しい人なんだよな。
技術系って言うわけでなく、テレビ番組に詳しいんだよな。
あと、グラビアにも詳しかったよな。
もう、40過ぎてたけど。
会社辞めてどうするんだろ?
住宅ローンもあるって言ってたし。
でも、きっと資産家なんだろうな。
じゃないと、思い切りが良すぎる決断だしな。
そうか、きっと家庭の事情ってやつだろうな。
俺には分からん複雑な事情があるんだろうな。
そうか、清水さんのあとに織田がくるのか。
織田のやつ、心配になったんだな。
清水さんが会社辞めるから仕事放り出しているかもと思ったんだな。
うん、分かる分かる。
なんだ、けっこう織田も小心者だな。