気付かず相手をしばっている伝え方 | 大阪・京都 ワーキングマザーが楽になる文房具ナビゲーター 手帳の選び方・使い方・オンライン手帳講座セミナー

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ライフコーチングの技術と手帳活用術・文具活用 しゅく 森淑子

コミュニケーションを取ろうとするけど

うまくいかないことはありませんか?



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例えば、

子どもに何かお願いをしてみるけど思うように動いてくれない


部下に指示が通らない


気持ちを伝えているつもりが、受け取られ方が妙だな?

とか


また、誰かから言われることに違和感を感じること

ありませんか?





うまくいかないな~と感じる場面の中で

言葉で言っている意味と
態度で示している意味が違う場合があるんです。


心理学用語でダブルバインド(二重拘束)ダブルメッセージと呼ばれるものです。


例えばこれ↓↓


ソフトバンクさんのCMの画像をお借りしました。

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言葉のメッセージでは「押すなよ、押すなよ」

でも

行動では、チラチラ後ろの2人を見て押してくれるのを待っているし、期待している




CMでは

押されないから怒ってますけど、


多分、押してたとしても、結局怒りますよね。


これはギャグでやってるけれど


実際の生活でこんな場面ありませんか?


親が ゲームしている子どもへ
 「勉強しなくてもいい。困るのは自分だから。」と言いながらプンプン怒っている。

言葉どおりゲームを続けていたら →怒ったまま

子どもが勉強し始めたら → 「今更勉強したって・・・」と怒ってみたり、「なんでゲームやめるんだ」と逆ギレ




上司が部下へ向かって
「率直に意見を出してくれ」と、威圧的に話してたとしたら?


怖くて意見が言えない →「なぜ出さない?」と怒られる

意見を言う → 「そんな意見ダメだ」とまた怒られる



どちらの行動をとっても二重に相手を縛っているのでうまくいかないコミュニケーションです。



こんな場面に遭遇したら?

ドンッ自分がやってしまうほうだとしたら?ドンッ


まずは自分の本音を知りましょう。本音を認めましょう。

「子どもには勉強してほしい」とか

部下には「自分の頭で考えてほしい」でも「おとなしいのは面白くないが、言うことは聞いてほしいと思っている」とか

自分の本音を認めた上で、態度と言葉を一致させるようにしていきましょう。

本音を言って、窮地に追い込まれたり、自分にとって不利になることが予想されるときはしなくてもいいですが、
出せるところから、徐々に練習していきましょう。

特に子どもに対しては、あなたのコミュニケーションを子どもが真似していきます。

迷ったら、態度や行動、感情へ、自分の言葉を近付けていくほうが楽ですよ。



叫びもしもあなたがダブルバインドを受ける側だったとしたら?叫び


例えば
「相手に確認する」


「意見がない場合はどうですか?」
「意見を言ったらどうなりますか?」
「少し怒られているように感じますが、私の気のせいですか?」


ダブルバインドしてた側が態度や言葉が変わるかもしれませんし、確認をとることでワンクッションおけます。


そして、何度も繰り返されるダブルバインドについては「メッセージを受け取らない」ことも、あなたの選択肢に入れてください。

受け流して、全然違うことをする、
その場から立ち去る、などです。
自分を守ることも時には必要です。




ダブルバインドは気付きだすと、実は日常にありふれています。

モラハラだ、DVだ、コミュ障害、等々、批判や言うのはたやすいけれど、

◯察する文化のコミュニケーション

◯言葉にして伝えるコミュニケーション

二つの文化が混在する現代では、どれが正解か分からない。

だからこそ、少なくとも、

自分が受け取りやすいように相手に伝え

受け取ったことが相手に分かるようにする

キャッチボールがうまくいく場面を増やしていくことが大事なんだと思うのです。



かつて、
親や上司からのダブルバインドで苦しみ、
自分が長男へ向かって
親と同じようにダブルバインドしてたことに気付き
私は必死でトレーニングしてきました。

受けたようにしてしまうのがコミュニケーション

良いコミュニケーションが欲しかったら、
まずは自分からやってみませんか?