エケコおじさんがくれた雄鶏(ペルーでは婿)と娘が結婚しました。
今日は親戚だけ集まって食事会です。
娘は超面倒くさがり。
結婚式は超面倒くさい上にお金がかかると、アンチゼクシーです。
私は自分は結婚式なんか嫌だと親にごねたのに、娘のハレの姿は見たいと
ダブルスタンダード。亡き母、ごめんね。

東北人の彼は震災の年の最後に幸せを記憶したいと希望。
年末に入籍しました。
ハレもケも共有したいと。
彼の遊んでいた場所も友達も流されました。
暮にご挨拶に行った時、案内してくれました。
何も無いだだっ広く広がる土の上を冷たい風が吹きすさんでいました。
その年に30代半ばまで結婚したいとも思わなかったふたりが出会い、あっという間に
結婚を決意したのは、遺伝子の導きなんだろうか。

息子が妹の為にはりきってお料理をしてくれます。
彼の勤めているイタリアンでの昼食会です。
妹が結婚するのとひきかえに電撃離婚をしました。
娘いわく「あんなにいろいろ結婚式の為に手間をかけて、離婚しちゃうんだよ。
結婚式は縁起が悪い」
どういう理屈だ?
でもハレは共有するけれど、ケは嫌と法事にも来なかった息子の妻は
夫の仏壇も拒否のディズニーランド大好きなお姫さま。
土日出勤も深夜まで働くのも彼女の夢の世界には無かったこと。
ディズニーランドとゼクシーは同じ夢の匂い。
私には消毒薬と商業主義の匂い。
おっとっと。これ当事者の一方の姑の悪意の匂い。

今日は昼食会の後、私だけ伊豆へ。
無くなった友人のお母さまと友人たちでお墓参りをする約束の日でした。
無事にたどり着けますように、っていうか無事に夕食にありつけますように。
忙しい、懐かしいジェットコースターのような一日。

ツレとにゃんずはお留守番。
家族もどきは一旦休業。
もどきのハレとケへの参加の仕方は・・・。