今年もご近所の卯の花が香り高く咲いた。
今日、奥西さんの再審無罪への扉が開くと疑わなかった・・・。
今日、奥西さんの再審無罪への扉が開くと疑わなかった・・・。
名張毒ぶどう酒事件の奥西勝さんの再審請求が棄却された。
86才、第七次再審請求だった。
今回、私を含め多くの人が奥西さんの再審開始無罪を予想していたのに
下山保男裁判長は再審を取り消すばかりか、
高裁1部で決定した刑の執行停止も取り消した。
86才の奥西さんはつかの間の生から、またしても冤罪を訴える死刑囚の
立場に突き落とされた。
しかし、なんと理不尽な。
「疑わしきは罰する」日本の司法。
一審無罪、二審死刑、おかしいでしょう。
何度も裁かれて、判決も異なるなんておかしいでしょう。
2002年第七次再審請求
2005年名古屋高裁が再審開始決定
名古屋高検が異議申し立て
2006年名古屋高裁が再審開始取り消し
弁護団が最高裁へ特別抗告
2010年最高裁が審理差し戻し
高裁が改めて再審開始を取り消し
人の命、人の人生をピンポン玉のように。
弱い個人を守るためには、被告の上告はあるべきでも
検察の上告は認めないことにすればいい。
捜査権もあり、税金を使って捜査し、結果が無罪なら
初心に戻り、真犯人を捜査しなおすべきでしょう。
奥西さんの再審を支援する10万人の署名の意味
裁判官はよく考えた方がいい。
