六本木交差点からゴトウ花店の方に曲がって

東京タワー方面へまっすぐに行きます。

ゴトウ花店のウインドウは私の子どもの頃から変わらず素敵。

私がマッチ売りの少女だったら、このショーウィンドウの前で

マッチを摺って夢を見る。

ちょっと寂れたロアビルや新鮮なAXISビルを過ぎ

大きくなった東京タワー目指してまっすぐに歩いていくと

次第にごみごみした繁華街らしさがなくなって

さっぱりとした空気に入れ替わっていきます。

飯倉交差点の右手脇にある地下通路を入っていくと

車が足の下を行き交う橋になっていて

映画の主人公になった気分。

まっすぐに行ってキャンティの角を右に曲がって坂を下りて

いってもいいのですが・・。

灰とダイヤモンド [VHS]/ズビグニエフ・チブルスキー,バクラフ・ザストルジンスキー


「灰とダイヤモンド」はポーランドの監督、アンジェイ・ワイダの名作。

第二次世界大戦末期のポーランド。シンプルな勧善懲悪のハリウッド映画では

味わえない生身の人間の感情が込められています。

主人公が逃げる白黒の光と影の交錯する場面をよく思い出します。

と、橋を渡るときにいつも思い出し、上質のヨーロッパ映画はどこへ・・

輸入しないだけなんだろうか・・と考え

昔はレジスタンス、パルチザンという人たちがいたけれど

今はひとくくりでテロリスト、もう少し背景をじっくり考えないと・・

テロとの戦い、なんてスローガンを叫んでいたブッシュは

やっぱりハリウッド型の単純頭、何であんな人が大統領だったんだろう・・

などと考えて右手に歩いていくと

ひなぎくきつねの素敵な洋館が現れます。

ミモザの大木に黄色い花が満開に咲く時期には一段と素敵になります。

ミモザは早春ですけれど。

ひなぎくきつね

今度行って写真を撮ってきますね。