仙台・筋弛緩剤点滴事件のきっかけを作った医師

東北大学の半田康延教授が自費出版した「真実のカルテ」についての

第3弾です。

妻であり、当時の北陵クリニックの副院長、半田郁子医師の手記

なるものをメインに据えたこの本ですが、序文を元日弁連副会長

勅使河原 安夫弁護士が書いています。

事件の裁判の間、クリニックに対して法律的なアドバイスをしていたと

いうこの方は、クリニックの理事でもありました。

序文には「或る人(A)の人権を守ろうとする場合、その手段として

他の人(B)の人権を攻撃するような手段をとることは許されない

と信ずる。人権は共存することが大切である。」と書かれています。

守さんの著書「ぼくはやっていない!」の中の北陵クリニック

の経営悪化が招いた冤罪事件とする記載に関する抗議です。

お説ごもっともでございます。


 では話は変わりますが勅使河原さん

被疑者が無罪を証明できる物証である証拠品を警察が全量消費し、

再鑑定を不可能にしていることについてどう考えますか?

守さんは自分の無実をどのように証明すればよいのでしょうか?

そもそも、被告人が無実を証明することが不可能なことくらい

お分かりですよね?

警察が証拠を隠しているのですから。

捨てちゃったりして、全量を鑑定で使い果たして残っていないとかいいますし。


守さんを直接指す証拠や証人がないのに、郁子医師の感?で、警察が

守さんに目星を付け、任意同行の間、弁護士に相談することも出来ない

守さんを誘導し、攻め立て、長時間拘束して、「自白」を強要したことを

どう考えますか?


  東北大学出身者でがっちりと固められた検察側 
  
          VS 

       ひとりの若い准看護士


あなたは、地元、宮城の権力者の人権のためだけではなく、

若くて無力な無名の若者の人権についても発言してくれる方なのでしょうか?