22週のうちに赤ちゃんが生まれた場合
蘇生をするかしないかについて、
夫とたくさん話をしましたが答えを出せぬまま22週を迎えました。



22週以降は『切迫流産』から『切迫早産』へと診断名が変わります。



この日は主治医とNICUの先生から赤ちゃんが22週で生まれた場合についての説明を受けました。



【先生からの話】

・22週の赤ちゃんは病院によっては蘇生しないところもあるがうちの病院では蘇生するかしないかを両親に決めてもらっている

・22週の赤ちゃんにも対応できる設備とはなっている

・しかし22週では生存率は50%程

・もし命が助かっても大なり小なり後遺症が残る可能性がある

・22週の赤ちゃんは皮膚ももろく処置中にすぐ傷ついてしまうので蘇生して助からなかった場合綺麗な状態ではないかもしれない

・蘇生しない場合は赤ちゃんが痛い処置などせず両親の腕の中で見送ってあげる事ができる

・蘇生して元気に育つ場合もある

・24週を越えれば生存率などが上がる


これらの事を先生から聞いてまた夫婦で更に話し合いました。


そしてどうやら私が娘を妊娠中も今回の妊娠でも切迫早産になってしまった原因のひとつとして『子宮腺筋症』が関係している可能性があるのではないかとの事。


正常な人の子宮の厚みは2㎝程らしいのですが
私の子宮上部は7㎝まで厚くなってしまっていて
子宮が伸びにくく下部に圧力がかかって切迫に繋がったのではないかとの見解でした。


決定的な原因はわかりませんが、
娘を妊娠中も今回の妊娠も重度の切迫になってしまったので
今後また妊娠する選択は私達夫婦にはありません。


子宮腺筋症の治療として
『薬で生理を止めるか』もしくは『子宮全摘をするか』になるので、
今回の妊娠を終えて落ち着いたら子宮を摘出しようと先生とも話していました。



その為もし今回お腹の赤ちゃんが生きられなかった場合、
娘は今後ひとりっ子が確定になります。


私達夫婦は夫が4人兄弟で私が3人兄弟で育った事もあり
娘には兄弟を作ってあげたいと思っていたので
それができなくなってしまうかもしれない、
そして自分が子供を今後二度と産めなくなる、
今回がラストチャンスだという事も考えを左右する大きなポイントでもありました。



午後からは同居中の私の母も来て
一緒に暮らす母からの意見も聞かせてほしいと伝え今後子宮摘出になる件も含めて話をする事に。



母からの意見は、

・急にママもパパも帰ってこなくなって娘が不安定になっている

・赤ちゃんをずっと楽しみにしていた娘が子供ながらに破水した状況を察したようで我慢しようと必死な面もあるがやはりママやパパがいない事への寂しさとの格闘があるようだ

・今現在の様子から小さいながらに色々我慢して格闘している姿を見ていると、障害のある兄弟ができてこの先に我慢が長く続くのであれば娘の人生や心に大きな影響があるのではないか

・娘が今後ひとりっ子であろうとも愛情をたくさん注いで大切に育ててあげれば寂しい思いはしないのではないか

・しかし結果的に夫婦2人で決めた答えに反対はしない


といった感じが母からの意見でした。


母から娘の状況などを聞いた私達夫婦は
『蘇生しない』方向に気持ちが決まりつつありましたがやはりすぐに決断はできず、
NICUの先生にもぅ一度『どのような後遺症が残る可能性が高いのか』や『もし蘇生をお願いして命は助かったけれど重い後遺症が残る場合延命治療をしないなどの選択はあるのか』などを詳しく聞く事にしました。




〜つづく〜