前回の「なで肩の人は、本当に肩が凝りやすいのか？」に引き続き、今回も書いていこうと思います
Ｑ：注意が必要な肩こりとは
Ａ：内臓の病気が原因で起こる肩こりは要注意
【説明】
「たかが肩こり」と放っておいたら内臓の病気の症状だったと言う事があるので注意が必要です
肩こりが起こる主な病気は次の通りです
骨の病気
頸椎（けいつい）椎間板ヘルニア、変形性頸椎症、頸椎脊柱管狭窄（せきちゅうかんきょうさく）症、頸椎腫瘍（しゅよう）など。
呼吸器の病気
肺の肋膜癒着（ろくまくゆちゃく）、横隔膜（おうかうまく）の異常、肺の腫瘍、肺ガンが脊椎（せきつい）に転移している場合など。
心臓の病気
狭心（きょうしん）症、心筋梗塞（こうそく）など。
胃の病気
胃潰瘍（かいよう）、胃がんなど。
胆嚢（たんのう）の病気
胆石症など。
膵臓（すいぞう）の病気
慢性膵炎など。
狭心症は左肩から左腕にかけて痛む
胆石症は右の肩だけが痛む
慢性膵炎は肩から背中にかけて痛む
など、病気によって特有の部位が痛む事があります
以上です
肩こり以外にも腹痛や胸の苦しさなどの症状が見られる場合、運動・マッサージなどでも肩こりが改善しない場合は、なるべく早く内科や整形外科での診察を受けなどして、早めの対処が必要となります
また精神的ストレスが原因で肩こりが起こるケースもありますので、思い当たる点が無いか改めて自分の身体を見直してみましょう
次回は「病院での治療法は？」と言う内容について書いていこうと思います
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坂出整体院 院長 高木章充
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