前回の【肩こり・腰痛の予防と改善】「湿布薬の上手な貼り方は？」に引き続き、今回も書いていこうと思います
Ｑ：肩こり・腰痛はどうして起こるのか
Ａ：血行不良によって、筋肉に疲労物質が溜まるからです
【説明】
肩こり · 腰痛は、主に筋肉の緊張による血行不良が原因で起こります。
同じ作業を続けたり、無理な姿勢をとることで、筋肉は緊張し、収縮したままの状態を強いられます。
その状態が続くと、筋肉内の血管が圧迫され血行が悪くなるのです。
肩は重い頭や腕を支え、常に緊張状態にあり、腰は上半身を支える柱として常に大きな負荷がかかっている事になります。
また筋肉が収縮する為に必要なのが、血液中の酸素とブドウ糖です。
筋肉の緊張によって血液の流れが悪くなり、うっ血する(血液の流れが悪くなり、滞る)と、酸素が筋肉に十分に送られず、ブドウ糖が不完全燃焼を起こしてしまいます。
その燃えかすが疲労物質の乳酸などです。
こうして生じた乳酸などの老廃物は、血液の流れが悪いと筋肉内に蓄積してしまいます。
すると、痛みの原因となる物質(プロスタグランジンなど)が生成され、筋肉の中にある痛みの神経を刺激し、痛みやコリを引き起こすのです。
■腰は上半身を支える柱の為、大きな負荷が掛かっている
腰椎は、上半身の土台の役割で、背骨は緩いカーブを描き、垂直方向にかかる力を分散します
しかし、腰椎やその周辺の筋肉には大きな負担が・・・
■肩は重い頭や腕を支え、常に緊張状態である
肩や首の周辺にある筋肉は、思い頭と腕の支店の役割を担っています
しかし、肩や首には薄い筋肉しか付いていない為、負担が掛かりやすく、疲労してしまう事が・・・
以上です
上記の事を理解した上で、患部を温めたり、筋肉や関節を揉みほぐしたり、ストレッチしたりすると、肩こり・腰痛に対する意識が変わるかも知れませんね
次回は「どんな事が肩こり・腰痛を引き起こすのか？」と言う内容について書いていこうと思います
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坂出整体院 院長 高木章充
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