『時代』

 

頬杖ついて眺める

店の窓の外の人波を

どこから来てどこへ行くのか

そんなことを考えてみた

 

見上げれば雨の降りそうな

どんよりとした今日の空

傘をさしている人もいるから

予報どおりなのかな

 

携帯のイヤホンを外して

街を一人で歩いてみる

誰もがマスクをする時代に

変わり果ててしまった

 

何を大切にするかも

何を後回しかも

私がすべて選ぶのだから

結果も自分の責任

 

明日のことを考えるより

今のひとときを

時代の変化に流されず

生きてゆきたいから

 

何に喜びを見つけるのかも

誰を愛するのかも

忘れてはいけないことが

きっとあるはずだから