先日鳥取県 米子駅〜境港駅に行きました。


米子駅はこのような感じ😳‼︎



JR境線の電車は鬼太郎バージョン!



天井もこんな感じ!


一駅ずつ妖怪のイメージキャラもあり、駅のホームにもキャラクターの絵があってなかなかの鬼太郎っぷりでした😄


境港の地は水木しげるさんの出身地だそうで、境港駅には水木しげるロードがあったり、たくさんの妖怪のブロンズ像がいました。


中でも、行く前にチェックした

「なまけ者になりなさい」の像!

これはぜひこの目で見たいと思い、見てきました!


やはり!なかなか良い


だけど、この言葉はどういう意図で口にしたのか?後から色々気になり、ネットで調べていくうちに、一冊の本が気になったので購入して読んでみました!


「人生をいじくり回してはいけない」


結構こだわりの強いおじさんの本を読むのが好きなので、これは私には面白くて😆


水木しげるさんの生い立ち、戦争体験、漫画家としての人生。。苦労人とも言えますが、それも達観してるある意味悟りの境地にいた方なんだなという印象でした


タイミング的にも今の少し不安定な世の中にこの思考を知ることができて良かったなぁと思います☺️


水木しげるさんのこと、今まで興味を持って知ることはなかったのですが、たまたま行きたいところに行く経路にこの場所があったので知ることが出来てこれも良き一期一会になりました!


あ、

「なまけ者になりなさい」の真意はこの本に直接書かれてはいませんが(水木しげるさんの幸福論のうちの一つです)、この本にはそのニュアンスがあり、


99%のニンゲンは無能だからいくら努力しても始まらない、無駄なことだから結局アキラメだということ(水木さんは1%のアタマ良かったから生き延びてこれた())と。

もちろん若い時はたくさん努力しましたけどね、

とも書いてありました😆


それをお茶目な感じで書いているんです♫

ここだけを切り取れば「ええー😩」と思っちゃいそうですけど🤣

この前後の生き様を読んでいると、生かされて生きているという命の大切さをしっかり知っているからこその、ゆだねるアキラメと言うか。


諦めて投げやりの人生になるという訳ではなく、自分も普通のただの生き物だと気付けた時、逆にその一人一人の尊さに気づけるという感覚ですかね😊


この本を読んでみて、改めてこの「なまけ者になりなさい」は有り難い言葉だなぁと感じました


ちなみに本の中で印象的だった文章は、

戦争で片腕が無くなってしまってその腕の傷が治りつつある時に感じた言葉

「大地には もの を生かす心がかくされているのだと思うようになっていた」

「色々な親切の糸によって我々は生かされているのかもしれない」

と言うところがとても気に入りました!


それを実感したのは最近、観葉植物を育ててまして🪴

4月に勇気を出してバッサリ丸坊主の剪定をしたのですが、育ってくれるか心配していましたけど、生命力の強い植物ということもあり、信じて毎日観察していると、

ニョキ・・ニョキニョキ🌱

と伸びてくる枝葉を見て嬉しくなると同時に、水木しげるさんが言っていた「ものを生かす心」母なる大地的な何かを体感することができたような気がしました😊


人も生き物も転んだり切ったりした傷も、ものを生かす目に見えない力・・それが育つに合った温度、湿度、気候という環境的な意味からも、治る・育つ力とそれにあった条件があるからまだ生きられると言うもので、

逆に言えば、それが治らなかった時がお別れの時なんだろうな😇



本当、日々生かされていると感じずにはいられませんね🌱✨