一時期「悟り」ブームな時がありまして、
どうしたら悟れるのか?!
その境地は?!
ズイズイと、探っていたのですが(笑)
最近すっかり忘れていたなと思ってみたら、
そこに執着がなくなっていた。
悟りの境地に意味があるわけではなく、
手探りに俯瞰した自分と向き合ったり、
好きなことに挑戦してちょっと壁にぶつかってみたり、
とにかくひたすらダラダラして
「よし、そろそろやるか」と模索したり、
何かに感動したり、
自分の世界にはいない人の話を聞いてみたり。
そういう過程でなんとなくふと分かった、
そんな事の積み重ねなんだと今は思いました。
そしてそれも
「まだまだ青いわねぇ!」
と、思う日がくると思います(笑)
そんな事を思い返したのは
最近、樹木希林さんの本を読んでみたから。
私もだんだん年を重ねていますが、樹木希林さんに比べたらまだまだ若輩者です。
ゆるさと厳しさ、
自分の心と寄り添いながら生きてみようとすると、無理して生きている人が見えてくる。
そして自分がチラリと見えてくる。
年末に行った京都の西本願寺。
空の雲がヴェールのようになってなかなか味がある✨